なぜか昔から海外に興味があった。
就職活動の際には、小さい頃の家族旅行を除くと海外に行ったことないくせに、海外で働きたいと伝えていた。
面接官からなぜ?と聞かれても、理由がよく分からなかったので、「視野を広げたいからです」とか適当な回答をしていた気がする。

・海外勤務したい
・外資系企業で働きたい
・外人の彼女を作りたい
という人は、ぜひ読んでみて欲しい。

 

語学留学

大学4年生の時、内定もらってからは暇だったので、英語力向上も兼ねて海外留学に行くことにした。
カナダ(トロント)に1ヶ月間ホームステイした。親にお金を借りて、大学生協で申し込んだ。
現地に着いた初日、ホストマザー(チェコ人)が話す英語が一言も聞こえなくて、困ったというよりもびっくりした。
簡単な部屋の案内ですら、全く理解できなかったのだ。
まがいなりにも、大学受験の英語で言うと、偏差値65くらいあったのに関わらず。
いかに日本の教育がクソかということが分かる。(細かい文法や、難解な長文読解ばかりで、当時はリスニング科目は存在してなかったくらいだ。)
現地の学校では、初日に行われるクラス分けテストで上位のクラスに入ってしまった。文法だけは完璧だからだ。
だが、授業では、先生や他の生徒の会話が全く聞き取れなかった。ただただ、みんながペラペラ会話しているのが羨ましかった。全く付いていける気がしなかったので、校長に依頼して、下のクラスに変えてもらった。

カナダでの経験があまりにも刺激的だったので、その後イギリスにも3週間の留学に行った。ここでも聞き取れず、大変だった(しかもイギリス英語訛りがある)。

この2回の留学は異文化を知ると言う点では良い体験を出来た。だが、英語が飛躍的に上達したかというと、答えは残念ながらノーである。もっと積極的に外国人の友達とコミュニケーションを取ればよかったという反省点はあるが。
なお、大学卒業時の英語力について言えば、入社直後に受けさせられたTOEICは680点だった。

社会人になってから試した英語学習法

入社後も、ひたすら海外赴任を目指して、俺は英語を学び続けることにした。さまざまな勉強方法を模索した。
・リスニング対策では、通勤時間や昼休みにCNNラジオを聞き流していたりした。
だが、ものすごいスピードで専門用語も多いニュースを読み上げるので、ほとんど理解できなかった。
・外国に住んでいる人とメール文通みたいなこともした。もちろん、女性限定ww。
各国の女の子とやりとり出来て楽しかったのだが、読み書きの能力しか鍛えることができないのは問題だった。ただ、仲良くなって毎日メールしていた子に、数年後旅行した際に現地を案内してもらうことが出来たのは良い経験。
・言語交換もした。カフェで会って、1時間は英語+1時間は日本語、と決めて会話することでお互いの言語を教えあうものだ。だが、ついつい遠慮してしまい、結局大半を日本語で会話することが多かった。俺の英語力が低すぎてコミュニケーションが難しかったせいもある。一人、UBSに勤めるJOEさんという人がいて、この人とは何度も会って話したなあ。リーマンショックで首になったと連絡がきて、それ以来会っていないけど。

色々試したが、なかなか英語力を伸ばすことは出来なかった。

オンライン英会話に出会う

社会人3年目の頃、オンライン英会話サービスがあることを知り、試してみることにした。レアジョブというサービスがあり、毎日25分コースで、月々6000円程度と、比較的安い金額だ。
スカイプを使って、フィリピン人の若いお姉ちゃんが会話の相手をしてくれるのでモチベが上がるww。つい写真見て可愛い子を選んでしまうのは、ここだけの話ww
会話の相性が良い先生を7人ほど見つければ、週一で近況報告などを会話すれば退屈せずにすむ。
2年くらい毎日ゆるく継続して、TOEICを890点まで上達することができた。
(このおかげで、夢の海外赴任のチケットを手に入れた。パワハラ上司に潰され、2年持たずにノックアウトされたがw)

今だから言える効果的な英語学習

正直、中学時代から英語学習にかけた時間は相当なものだが、随分遠回りしてきたなあと思う。中学・高校時代は、ただ単語帳を眺めて暗記しようとしていたり、文章をひたすら読んで理解しようとしてきた。だが、語学を勉強するには、音で覚えないといけない。つまり、リスニングとスピーキングが大事だ。特に、一人でコツコツやるものではなく、他者との対話によって実践的に身に付けるのが最も効果的である。実際、我々は日本語を学ぶ際に、赤ちゃん時代に大人達とやりとりすることで習得している。

そういう点から言うと、オンラインレッスンがもっとも費用対効果が良い英語学習方法であると言える。もはや高額の英会話教室や海外留学とか不要の時代だし、言語交換のようにわざわざ待ち合わせして出向く必要もない。
試しに無料体験レッスンを1回でもしてみると良いだろう。きっと楽しいと感じて、自然と続けたくなるはずだ。

中国語のオンラインサービスもある

同じように、中国語のオンラインレッスンもある。
自分は中国語にも興味が湧き、Netchaiというサービスを使って勉強を始めた。こちらも同じくらいの金額だった。
当時は営業の仕事をしており、パワハラ上司にメンタルをボコボコにやられて帰宅したのち、英語と並行して毎日レッスンを受講していたので、クタクタで眠りこけそうになったこともしばしばあったなあ。(この努力を認められて、会社から中国語の語学留学に派遣してもらった。結局中国で勤務することはなかったが。。。)