アマゾンで買いたいのブログ -3ページ目

アマゾンで買いたいのブログ

ブログの説明を入力します。

NY株、3日ぶり反発=欧州問題で乱高下〔米株式〕(4日)☆差替

 【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク株式相場は、欧州債務危機の拡大を背景に大幅に売られた後、ユーロ圏各国の当局者が金融機関の資本増強で協調するとの報道を受け、引け間際に急反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比153.41ドル高の1万0808.71ドルと3営業日ぶりに反発した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同68.99ポイント高の2404.82で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億5653万株増の16億5828万株。
 欧州を震源地とする世界的な連鎖株安にいったん歯止めがかかった格好だ。しかしこの日、債務問題をめぐってダウの変動幅は400ドルを超え、相場は乱高下。投資家の心理は神経質なままだ。
 朝方は、アジアや欧州の株式市場の流れを受け継ぎ、大幅に売られた。ギリシャへの追加融資の正式決定が先送りされたことや、フランス・ベルギー系金融大手デクシアの経営危機が表面化したことで、ギリシャの債務危機が欧州金融システム不安に発展するとの懸念が高まった。
 しかし、引け際に英紙フィナンシャル・タイムズが、金融機関の資本増強の協調実施をユーロ圏財務相が検討していると報道。債務問題の解決に向けて前進したと受け止められ、相場は一気に切り返した。
 市場は、「ギリシャはいずれデフォルト(債務不履行)に陥るとみられているが、金融システムへの波及を防ぐためにEFSF(欧州金融安定基金)の規模拡大などを事前に行えるか、時間との勝負」(大手証券)として、引き続き政策対応が焦点とみている。(了)




細野真宏の世界一わかりやすい株の本
細野 真宏

4163671102
文藝春秋 2005-06-10
売り上げランキング : 1877

Amazonで詳しく見る
by G-Tools