
先週の18日と20日は渋谷パルコ劇場に三谷幸喜さんの舞台『国民の映画』を見てきましたよ。この作品に出演されている女優の吉田羊さんが応援のレターを募集していたので送った所、『是非、パルコ劇場でお会いしましょう。』との返事を頂いたので行かない訳にはまいりません。この作品がどんなお話しかを説明いたしますと、
1940年代のドイツベルリン。ヒトラー内閣がプロバガンダの為に作った宣伝省の初代大臣であるヨゼフ・ゲッペルズ。彼は全ての芸術とメディアを監視検閲する権利を与えられていた。ある日ゲッペルズは映画関係者たちを自宅に呼んでホームパーティを開く。パーティーにやってきた映画人たちの前で、ゲッペルズは彼らを招いた本当の理由を発表する。彼は最高のスタッフとキャストを使い、自分の理想の映画・・・・ドイツ全国民が誇れる『国民の映画』を作ろうと考えていたのだった。
というようなお話です。
たった一晩・・・・約3時間のホームパーティの始まる前と終わった後で、そこにいる全員の運命が大きく変わってしまう。そして静かでありながらとても強い印象を残すラストシーン。本作『国民の映画』は決して全てがクリアになり、明るい気持ちだけで劇場を後に出来るというタイプの作品ではありませんが、納得の一級のエンターテインメントでした。