ひと
昨日の朝日新聞の朝刊
視覚障がい者に「得意先営業」の道を開いた資生堂の社員
石川さゆりさん(43)
両親と同じ病気で視野が狭く、視力を徐々に失った。いまはほとんど見えない。「昔ながらの化粧品営業ではクルマの運転や商品陳列を求められる。視覚障がい者にはできない、という固定観念があった」
中略
聴覚が鋭い。音声を高速で読み上げるソフトを使えば、パソコン操作は自由自在だ。主なブランドの3千ほどの商品の特徴を頭にたたき込んだ。オレンジの香りがする洗顔ジェルを自ら試し、見てくれた長女は「肌の透明感が上がった」。
契約店への営業電話で自信をもって勧めたら、売り上げが立った。
障がい者が完結できる仕事、周囲の手助けが必要な作業を仕分けした。コンテストから2年後の2021年に視覚障がい者の営業職採用を始め、これまでに4人を採用した。「障がいは視覚だけでなく多種多様。一線で活躍できる仕組みを広げたい」
抜粋しています
こんな方もいらっしやるんですね。
私は、長年、資生堂の化粧品を愛用しています。