厚生労働省は、妊娠を計画している女性に対し、



1日当たり0.4mg(400μg)以上の葉酸の摂取を推奨しているって、ご存知ですか?



2000年からのことだそうです。



通常の成人男女の場合の葉酸の栄養所要量ですが、



推定平均必要量が 200 μg、推奨量が 240 μg、上限量が 1,000 μg



ですから、妊婦さんは、普段の2倍は必要だということになります。



 



葉酸は、



ビタミンBの一種で、ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれ、



水溶性ビタミンに分類される生理活性物質だそうです。



1941年に、乳酸菌の増殖因子としてほうれん草の葉から発見され、



ラテン語で葉のことをfoliumと呼ぶことから



葉酸 (folic acid) と名付けられたようです。



 



ほうれん草と言えば頭に浮かぶのが、ポパイ。



ほうれん草を食べ、たちまち元気いっぱいになるのは、



葉酸が含まれていることも、一つの要因かもしれませんね。



 



どうして、妊娠を計画している女性に葉酸が必要かというと、



妊娠期に葉酸が欠乏すると、神経管閉鎖障害が起き、



二分脊椎などの先天異常の子供が生まれてくる可能性が指摘されています。



無脳症になる可能性も言われています。



平成11年度の厚生科学研究においても、



我が国の二分脊椎の発症率が増加傾向にあることが報告されました。



 



そして、普通まだ妊娠していることに気づかない、



妊娠初期の第一週目が最も葉酸を必要とする期間なのだそうです。



妊娠に気づいてからでは遅いのです。



だから、妊娠を計画した時点で、葉酸を積極的に摂取したほうがいいのです。



 



神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させるためには、



妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの間、



葉酸をはじめその他のビタミンなどを多く含む



栄養のバランスがとれた食事が必要だそうです。  



妊娠の1か月以上前からということは、妊娠の可能性のある女性は、



常に、葉酸を多めに摂取しておく必要があるということになります。



 



葉酸は熱に弱く、



調理によって50パーセント近くが失われてしまうようです。



そこで、栄養補助食品ということになるのですが、



栄養補助食品の場合、過剰摂取が問題になります。



前記したように、葉酸摂取量の1日当たりの上限量は、



 1,000 μg=1mgです。



これを超えると、過剰摂取になり、



ビタミンB12欠乏の診断を困難にしたり、



妊婦自身が発熱やじんましんなどを起こしたり、



生まれた子どもがぜんそくになる可能性があるそうです。



 



サプリメントを利用する場合、



葉酸含有量をよく確認し、過剰摂取にならないよう気を付けましょう。



 



葉酸は、



野菜全般、豆類や藻類にもたくさん含まれているようです。



肉類は、肝臓に含まれているようです。



魚などにはあまり含まれていないようです。



 



野菜類



モロヘイヤ、パセリ、ブロッコリー、ぜんまい、ほうれん草、しゅんぎく、よもぎ、アスパラガス、たかな、ふきのとう、クレソン、大根の葉、わらび、にんにく、ねぎ、小松菜、のびる、おくら、かぶの葉、しそ、ニラ、かいわれだいこん、とうもろこし、カリフラワー、へちま、かぼちゃ



 



豆類 



枝豆、そら豆、大豆、あずき、納豆、いんげん豆



 



藻類 

焼きのり、味付けのり、いわのり、ほしのり、あおのり、こんぶ、ひじき



 



種実類 



ひまわりの種、ごま、くるみ



 



果実類



ゆず、ドリアン、いちご、アボガド



 



茶類 

せん茶、抹茶、玉露、紅茶



 



肉類 



鶏肝臓、牛肝臓、豚肝臓



 



魚介類 

うに、イクラ、ほたてがい



 



その他 

小麦はいが、干ししいたけ、卵黄、うずら卵、きくらげ、エリンギ



妊娠を計画している女性の方へ・・・葉酸はとても大事です。



上手に葉酸を摂取するようにしましょう!





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