これは、去年の9月初旬、祖母が亡くなった時の出来事です。

 

 その時、私はとてつもなく不思議な体験をしました。元々霊媒体質な私ですが、「魂はある!」「あの世や見えない世界は、確実にある!」と、そう私自身が確信せずにはいられない体験でした。

 

 9月の初旬、病気を患っていた祖母の容体が急変し、程なくして、祖母は、息を引き取りました。

 

 それからお通夜やお葬式の準備などがありました。

 

 祖母のお通夜やお葬式はセレモニーホールでやったため、私たち家族は、何とお通夜の夜に、セレモニーホールに泊まることになり、次の日にお葬式、ということになりました。

 

 そこのセレモニーホールは2階建てで、1階が葬儀場で、祖母の遺体が安置されていました。

 そして、2階は畳の広い部屋で、そこは親族などがお通夜のあとの食事会をしたりする部屋になっていました。

 その2階の畳の広い部屋に私と父母がお通夜の夜に泊まることになったのです。

 

 そんな中、全く霊的体験の無い母は、どこでも眠れる気質のため、眠りに入ってゆきました。

 父は、枕が変わると眠れない気質のため、あとで聞いたところ、一睡もできなかったそうです。

 

 私も、明日はお葬式なので、祖母の遺体が安置された葬儀場の上の2階のこの広い部屋で、眠ろうとしていました。

 

 ですが、私が眠りに入りはじめ、うとうとしはじめると、「ピシッ!パシッ!ピシッ!パシッ!」と、ラップ音が鳴りはじめたのです。

 私と眠っている母、そして横になっている父以外に、この2階の畳の部屋には誰もいないはずなのです。

 

 ところが、私が薄暗がりの中、起きて廊下の方を見ると、姿は見えないのですが、人の気配を感じます!

 気のせいということにして、私が再び寝入ろうと、うとうとしはじめると、又もや「ピシッ!パシッ!ピシッ!パシッ!」とラップ音が鳴り始めます。

 そして、廊下で人が、こちらを覗き込んでいる気配がするので、そちらを見ると、人の気配はするのですが、誰もいません。

 

 そこで、私はまた、再び寝入ろうとしました。ですが、やはりラップ音で起こされてしまいます。

 私が寝入ろうとする、するとラップ音がする、というその繰り返しが何度か続きました。

 

 それで私はこのラップ音を鳴らして私を眠らせないようにしていて、姿は無いのですが、廊下から覗き込むようにこちらをずっと見ているその正体は、亡くなった祖母だと、肉親だからか、分かりました。

 

 祖母はどうやら亡くなってしまったことで、戸惑っているようでした。

 

 そこで私は次の日、時間のある時に、霊感が強く霊能力の仕事をしている友人に電話をかけました。

 すると、やはり祖母が亡くなってどうしていいか分からなくなり、戸惑い、迷っているということを言われました。

 友人のその霊能力は素晴らしいもので、私の近くで、亡くなってしまったことで戸惑っている祖母の行くべき道を、友人が祖母に示し、それで祖母は落ち着いたようでした。

 

 このような体験は、やっぱり死後の世界って、存在するんだなぁって、再確認させられた出来事でした。

 

 私は霊媒体質で、どちらかというと霊を感じやすい体質です。

 それで、霊的なものが少し理解できる私を、祖母は頼ってきていたようでした。

 

 やっぱり見えない世界ってあるのですね。

 本当に不思議ですが、祖母の通夜と葬儀は、魂というものを濃厚に感じさせられた出来事でした。 

 

 病院のリワークの仲間で、「幽霊なんていない。」とおっしゃっている方がおられます。

 ですが、私はあの世へ行けず彷徨っている霊的なものが存在したり、霊界なるものが存在するんだと、祖母の葬儀で、再確認させられました。