Mちゃんとのあれこれ

Mちゃんとのあれこれ

今年5月に他界した妹を追悼して書きます。

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妹がトリプルネガティブの乳がんだと発覚したのは

今から7年前。

 

手術をして、その後、先生方からは

抗がん剤治療を受けるように言われたのだけど

妹は受けない選択をした。

 

嘔吐恐怖症。不安障害の一種らしい。

抗がん剤の吐き気がどうしても耐えられそうにないと言って

手術だけを受けたのだった。

 

考えてみると、彼女は小さい頃から不安障害かな?と

思える行動が時々あった。

 

吐くことを異様に怖がり、一時は外での会食も避けていた。

中学生、高校生の頃、電車に乗っては

パニック発作のようなものも時々起こしていたようだった。

 

でも母には言えずだったみたい。うん、分かる。

母は私や妹が体調を崩すと機嫌が悪くなるので、言えない。

私たち、おかしな子供時代を過ごした。

母の機嫌を保つことが何より優先されるおかしな子供時代を。

それが病気の土壌を作ってしまったのかもしれない。

 

抗がん剤を受けないと言う妹に私は

嘔吐恐怖になったきっかけを聞いてみた。

 

いとこが車に酔って目の前で吐いたのが

とてもショックだったらしい。

それから吐くのを見るのも想像するのもダメになってしまった、と。

 

そんな彼女は、妊娠出産も、意地でも吐かずに済ませた。

え、どうやって?と思うけれど、とにかく一度も吐かなかった。

 

嘔吐恐怖症の辛さ。

私はなんとなく想像はできる気がする。

というのも、私自身も医療事故からパニック障害になって、

5年間外出ができなかった時期があったから。

外出が怖くて怖くてどうにもならなかったから。

恐怖って一旦味わってしまうと、脳が覚えてしまうんだよね。

 

そんな私のことはさておき・・・

 

抗がん剤治療を拒否した妹は

アメリカのお医者さんと連絡をとり、

Plant-based diet、つまり野菜やフルーツを中心とした

食事療法を始めたのだった。

 

ジューサーを買い、動物性食品を避け、

徹底的な食事管理をして頑張った。

 

でも術後2年で首にしこりができ、

それは3ヶ月ほどでみるみるうちに大きくなって

ゴルフボールくらいになってしまった。

 

このままだと気管が圧迫されてしまう・・・

そこで別の治療を探すことになった。