いま話題の
イラストレーター・きくちゆうきさんのツイッター
で連載されている四コマ漫画のタイトルです
・・私も1週間くらい前に知ったばかりですが
面白くて(ほぼ)全部読んでしまいました
1人?のワニの日常を描いたほのぼのした物語
ユニークなのは毎回
「死ぬまであと○日」と
カウントダウンがついているところ
このペースだと明日がワニが死ぬ日になるので
いまちょっとSNSでバズっています
ワニ始め登場人物たちは
ワニが死ぬことを知らないまま
物語は淡々と進行しています
読者である私たちだけが知っている
SNSを見ていると
読者はみんな生きることや死ぬことについて
いろいろ考えさせられているようです
感情的になっている人
冷静に分析している人
楽しみ方もいろいろみたい
ただ
死ぬことについて考えさせられるといっても
楽しく優しい絵と物話だから
全然気持ちが暗くならないのがいいな
お子さんが読むのにもとても良さそう
私はなんだか子供の頃に
飼っていたネコが死んでしまった時のこととか
思い出します
死んでしまってとても悲しくてショックなんだけど
なんだろうな・・そのショックは癒されるんです
生きているものがいつか死ぬことは
子供でもどこかで受け入れているからなのか?
・・いや、死に方によるだろうか・・
ワニも明日死ぬことよりも
死に方が気になります
そのときどんな感情になるのだろうか?
死ぬまでのカウントダウンをつけるという
アイディアが面白いなー
だってそれがなかったら
平凡なワニの日常をこんなに興味深く
感情揺さぶられながら読まなかっただろうし
SNSでバズらなかったかもしれないし
そもそも私も読んでいないかもしれない
漫画や映画で
最後に主人公が死んじゃってショックを受ける
次に見返すときは
すでに最後を知った状態で見るからショックはさほどない
ただこの漫画は初めて読んでいるのに
最後がわかっているというのが面白い
そのとき自分はショックを受けるのか受けないのか
それともどれとも違う感情になるのか
時間の感覚がヘンだよね
それがまたよいのだけど
もしかして私たちはこの漫画の読者のように
自分の最後を知らないけど知っているのかもしれない
もしくは自分がワニだとして
自分の最後を知っている存在(読者)が
自分の人生を見ているのかもしれない
多分この漫画の多くの読者が
明日死ぬ予定のワニに愛を感じているように
その存在はいつか死ぬ自分に
暖かなまなざしを送ってくれているかもね(笑)