いま話題の

 

イラストレーター・きくちゆうきさんのツイッター

で連載されている四コマ漫画のタイトルです

 

・・私も1週間くらい前に知ったばかりですが

面白くて(ほぼ)全部読んでしまいました

 

 

1人?のワニの日常を描いたほのぼのした物語

 

ユニークなのは毎回

「死ぬまであと○日」と

カウントダウンがついているところ

 

このペースだと明日がワニが死ぬ日になるので

いまちょっとSNSでバズっています

 

 

ワニ始め登場人物たちは

ワニが死ぬことを知らないまま

物語は淡々と進行しています

 

読者である私たちだけが知っている

 

 

SNSを見ていると

読者はみんな生きることや死ぬことについて

いろいろ考えさせられているようです

 

感情的になっている人

冷静に分析している人

楽しみ方もいろいろみたい

 

ただ

死ぬことについて考えさせられるといっても

楽しく優しい絵と物話だから

全然気持ちが暗くならないのがいいな

 

お子さんが読むのにもとても良さそう

 

 

私はなんだか子供の頃に

飼っていたネコが死んでしまった時のこととか

思い出します

 

死んでしまってとても悲しくてショックなんだけど

なんだろうな・・そのショックは癒されるんです

 

生きているものがいつか死ぬことは

子供でもどこかで受け入れているからなのか?

 

 

・・いや、死に方によるだろうか・・

 

 

ワニも明日死ぬことよりも

死に方が気になります

 

そのときどんな感情になるのだろうか?

 

 

IMG_6214.jpg

 

 

死ぬまでのカウントダウンをつけるという

アイディアが面白いなー

 

だってそれがなかったら

平凡なワニの日常をこんなに興味深く

感情揺さぶられながら読まなかっただろうし

 

SNSでバズらなかったかもしれないし

そもそも私も読んでいないかもしれない

 

 

漫画や映画で

最後に主人公が死んじゃってショックを受ける

 

次に見返すときは

すでに最後を知った状態で見るからショックはさほどない

 

ただこの漫画は初めて読んでいるのに

最後がわかっているというのが面白い

 

そのとき自分はショックを受けるのか受けないのか

それともどれとも違う感情になるのか

 

 

時間の感覚がヘンだよね

それがまたよいのだけど

 

もしかして私たちはこの漫画の読者のように

自分の最後を知らないけど知っているのかもしれない

 

もしくは自分がワニだとして

自分の最後を知っている存在(読者)が

自分の人生を見ているのかもしれない

 

多分この漫画の多くの読者が

明日死ぬ予定のワニに愛を感じているように

 

その存在はいつか死ぬ自分に

暖かなまなざしを送ってくれているかもね(笑)