大学院の入学式に参加してきました

 

 

4年前、大学に入学した時は

入学式に参加する気は全くありませんでした

※なので欠席した

 

通信課程での入学だったせいか

基本的にキャンパスに通うこともないし

他の学生に会うこともないと思っていたので

大学の「箱」や「人」や「名」には

あまり興味なかったんでしょう

テキストの内容の方が興味が高かったのね

 

 

もちろん通信課程の学生が

みんなそうだとは思いません

 

通信課程でも在学中に学友を作って

充実したキャンパスライフを送っている人も沢山います

 

いまのところひとりしか学友がいないのは

ひとえに私の性格でしょう(涙)

 

でもそれは気楽だし

人見知りな自分には合っているやり方でした

 

 

しかし今度はそうはいきません

 

通学しなくてはいけないし

他の学生や先生とも当然毎回会うわけです

 

今回入学式に参加しようと思ったのは

多分そういう期待感と緊張感が

心のどこかにあったんだと思います

 

 

昨日までの私は

院の授業についていけるかの不安がありました

 

その気持ちは今もあるのですが

今日の入学式で急に今度は

他の学生とちゃんとコミュニケーションが

取れるかの不安が・・

 

 

ほぼ彼らの親ですよ、わたしなぞは

 

会場に入る時も係員の人に

「父兄はそっちじゃありませんよー」と

止められるんじゃないかとビクビクしちゃったし

 

 

ただ、入学式の会場の2階に着席し

1階に座っている学生達の後姿をぼんやり眺めていたら

ぽつりぽつりと後頭部に地肌が見えるんですよね(笑)

 

(私と同じくらいの年の人けっこういるんだなぁ)

 

とそこでちょっと安心感が出ました

 

 

すでになんやかんや用事で

他の学生に会う機会はあったのですが

みんな礼儀正しくて優しいです

 

クールというかぶっきらぼうな印象はあるけど

そこはむしろ好き

 

そうなると逆に中年(特に女性)の人達の優しさって

彼らとは随分違うなーと改めて見えて面白いです

 

 

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皇居のお堀

まさに入学式日和でした

 

 

自分が18歳の時の大学入学式のことは

全く覚えていません

 

ただぼんやりとした・でもとてつもなく大きな

不安を抱えながら大学生活を始めたのは

はっきりと覚えています

 

青春のキラキラが眩し過ぎて

私はどんどん暗い自分の影に怯えるようになり

 

圧倒的な不安感に

実際にいっとき飲み込まれてしまったけれど

 

こうしていまも生きていて

(今日の桜は綺麗だ)

なんて思えたりしているのですよね

 

 

・・とあの頃の自分に想いを馳せる

 

・・と今日一緒に入学式に参加した学生たちに

伝えたいとは思わないがもし聞かれたら答えよう

 

「大丈夫だよ」って

 

 

ああ、おばさん(笑)

 

 

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