与える と 分かち合う の違いを

おまんじゅうに例えると・・


与える は

おまんじゅうを丸ごと誰かにあげること

分かち合う は

はんぶんこすること


「美味しいね~」

と同じ体験や感情をともに味わえるのは
はんぶんこ の方です


以前におまんじゅうを食べた事があれば
与える の方でも
同じ感情を共有できるでしょうが

同じタイミングじゃないんですよね

※そのとき一緒に食べてないから


同じものを
同じタイミングで経験するとき

すなわち「分かち合う」とき私たちは

分離を超えて
互いに違いがない状態

ひとつであること を体験できるのですね


・・なぁんて

さも分かち合う方がいいんだ風に
書いてますがしかしじゃあ

与える では

ひとつであることを体験できないかというと
そうではありません


分離がないのであれば
自分=相手なわけですから

誰かにおまんじゅうを与えるとき
それは自分に与えている事だし

自分がおまんじゅうを食べている事に
なりますね

もちろん相手も食べているので

やはり同じものを
同じタイミングで経験しているのです


方法が違うだけ?


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以前あるセミナーで議論になったこと

「もし10万円あって
それを誰かにあげるとしたら

ひとりに10万円あげるか

1000人に100円ずつあげるか?」