父がいない自分を生き始めて
半月以上経ちました
強がりでもなんでもなく
相変わらず気持ちは穏やかです
今の感覚は
自分のおうちの屋根がとれて
空が丸見えになっちゃった感じ
そこで
星がきれいだ世界は広いと感動したり
雨が降ったらどうしようと
不安に駆られたり
時々ふと
(お父さん
最後の方はやっぱりしんどかったかな)
(もう一度家に帰りたかったかな)
という思いも込みあげてきます
そんな感情も含めて
自分はやはり今
沢山の存在のおかげで
とても穏やかでいさせてもらってます

大学の夏期講習も折り返しまできました
早起きも
座りっぱなしも
長時間の集中も
高度な授業内容も
正直しんどい(苦笑)
そこには
しんどさと楽しさと、もひとつ
(仕事もしないで
こんなとこにいていいんだろうか?)
という思いもあり・・
今日の授業中
教室の窓の外の緑をぼんやり眺めていたら
急に空が暗くなって
サァッと音がして
風が吹き込んで
雨が降ってきました
で、何故か急にお父さんが
「これで本を読みなさい」
と入学祝に
金一封をくれたのを思い出し
(ああ、お父さん
あの入学祝は
歯の治療に使っちゃったよ
ゴメンねせっかくお祝いくれたのに)
と
父に懺悔する気持ちが湧いてきたんですよ
でも次に
父の性格からすれば
本代を勝手に
歯の治療代にされたくらいむしろ
「さすが俺の娘だ」
と褒めてくれるんじゃないかと思って(笑)
すごく心が軽くなったんです
そしたら
仕事もしないでこんなことしてる自分への
不安はどこかへ消えました
(今はまだ書かないけど)
父と私の
生まれる前からの約束を
思い出したんです
・・人生って全部繋がってるんだよやっぱり
無駄な経験はないんだよ
スティーブ・ジョブズもそう言ってたね