「誰かを愛していれば
自分のことを見なくて済む」
・・だから
誰かを愛したいという方がいました
自分を愛せないのは苦しいよなぁ
例えそれが幻想でも
その時はそう思えないわけだから
私が幻想を現実だと信じていた頃
酷い時は
食卓に置かれた
ほうれん草のおひたしを見るだけでも
こびりつく農薬やら
飢餓に苦しむどこかの国の人達やら
母の怒りやら
右も左も
とにかくすべて否定的にしか見えず
逃げ場がなくて
呼吸をするのもうんざりだった
本当に苦しい
それは過去の話ってわけでもなくて
自分が変わったとは思いません
ただ今は
自分を許している感覚があります
「どうやって?」
・・それが・・
もがいているうちにそうなってきました(笑)
今この瞬間も
幻想に苦しむ人はいるし
わたしもまた苦しむかもしれない
でもやっぱり誰もがいつからでも
苦しまず幸福に生きられると思うのよ
根拠が言えなくてすまないが
私たちは決して
ひとりで苦しんでるんじゃないんだよね
救いはそこに在ります
右も左も
「誰かを愛したい」
なんて素晴らしいことだろうか!
その方の言葉は
救いの一言だったのでした