トラウマというのは大袈裟ですが


今日のブログは

とっても個人の趣味に走っています(いつもかな・・)



FaceBook上で


「ベルサイユのばらの新刊が出る!」


と投稿したら

そこから話が広がり


同じ池田理代子作品の

「オルフェウスの窓」が


結末が悲惨で青春のトラウマになったという

友人がいました~



たしかにあれは悲惨な結末だけど


私はトラウマまではいってないな


じゃあ自分にはトラウマになるほどの

衝撃の結末の漫画ってあったかなと思い返し



・・・あったあった

(トラウマというほどじゃないけど、笑)



☆「ポーの一族」のラスト


で、結局エドガーは生きてるの!?


という永遠の疑問を

当時の家庭教師に投げかけたら


「それは

萩尾センセイが売れなくなった時

続編が書けるようにとっとくんだ」


と言われたのを覚えてる(笑)



☆「はみだしっこ」のラスト


ここで終わり?という

三原センセイのSっぷりが甚だしい結末


罪を告白するグレアムの無表情のアップ


自分もそれをやってしまいそうで

恐ろしくなった

中2病のわたしでした



☆「日出処の天子」のラスト


これはいまだにね~


救いもなく絶望したままそれでも


自殺もせず

犯罪もおかさず


生きてゆくんだ・・というのが

一番の衝撃でした


もし自分が厩戸王子だったら

救いがないとわかっている人生を

生きていけるだろうか?って思って



しかし一番衝撃的だったのは

漫画じゃなくて映画



☆「ガープの世界」のラスト ※ネタバレありです


いろんな事があり過ぎる人生を

全部受け入れるガープ


ある日銃で撃たれて死んじゃうのですが

病院に運ばれる途中で奥さんに呟く最後のセリフ


「忘れないで、すべてを」


が泣けて泣けてしょうがなかった


一番泣いた映画だ




・・今こうして衝撃的な結末の数々を

思い出しながらブログを書いていて


何がショックだったんだろうかと思うと・・



人生が非情で無情なことに


抗っても無駄なことに


そのすべても天の意志であると

心のどこかで思っていたからこそ


ショックだったんだろうなぁ


※「ここに神はいない」

って思う方がショックじゃないような気が・・



ACIMを学んでいる今見たら

どう感じるだろうか



私はこの映画を見て

ロビン・ウイリアムズが好きになりました


合掌