坂本龍一が癌を公表しました

彼のニューズレターに書いてあったこと


「このような病気になると
人は誰でも自分にとって何が大事かということを
考えざるを得ません

そして本当に大事なものは
それほど多くはないということに気がつくのです」



わたしは大学入学時に
初めて実家を出て以来

もう何度引っ越しをしてきたか・・


その間

一度も手放さずにいたのは、これ


PicFrame.jpg


小学1年生くらいの時

バレエ教室に行く途中のネクタイ屋さんに
飾ってあったコリーの親子のパネル

売り物じゃないことは想像がついたけど
欲しくて欲しくて
母に頼んで買ってもらいました


このパネルを見ると思い出せるのです

(それほど多くはないであろう)
本当に大事なものを


犬の親子
原っぱ
光・・・

このパネルに写る(そして写っていない)すべてと

これを手に入れた時の

なかなか欲しいと言えなかった
ナイーブで心優しい子供の自分や ←自分で言うか(笑)

母の優しさ

買ってもらった時の喜び


ひとことでいえばそれは

〇〇


それが私の原点かなと


手放せないとも思わない
手放したくないとも思わない

手放さなくていいもの


もちろん今度の新居にも
持っていくよー



教授(坂本隆一)のレターの結び

「みなさんも年齢にかかわらず
くれぐれもご自愛なさってください」

優しいなぁ