3人のお父さんへ捧げるブログ。
昨日今日と
両親とだんなさんと4人で犬吠埼へ1泊旅行に行ってきました。
一時は命も危ないといわれた父が
外出(しかも泊りで)できる日が来るなんて想像していませんでしたから
私達も両親も、この日をとても楽しみにしていました。
ワークブックパート2のレッスンは大体「父よ・・・」で始まります。
※ワークブックでいう父は神のことですが
今の私には、(私の)父からの声にも聞こえます
昨日のレッスン。
「父よ。1分1分を私があなたと共にとどまれる時間にしてください。
あなたに毎時間感謝を捧げることを忘れないようにさせてください。
私の安全は確かであり
あなたの配慮は確実であり
あなたの子であるという喜ばしい自覚と共に眠らせてください」
昨日の朝。
このレッスンを繰り返し読み、心を置く場所を固く決めて
穏やかな気持ちでいざ出発したら・・・いきなりだんなさんと大喧嘩。
まさかこんな大事な日に大喧嘩なんて!?
・・・そしてそんな口も利かない状態で
両親と合流する羽目になりました。
両親にだけは悟られないように、取り繕う私。
取り繕わずにはいられない
罪悪感の塊になりそうな自分の心がブレないように
必死でホーリースピリットに助けを求め続け。
そんな移動の車の中で、ある方からメールがきました。
その人のお父様が亡くなったと。
その人は今回の私の旅の目的を知っていたので
「お父様とのかけがえのない時間を楽しくお過ごしください」
と、メールに書かれていました。
その人の心情を察し
そしてそのメッセージが今の私のブレそうな心を力強く支えてくれたことに。
狭い車中で泣いちゃバレるから必死でこらえたけど
やっぱり涙がこぼれてしまいました。
(会ったこともない)その人のお父様は
このタイミングで私を助けてくれたのかしら?
私の父は倒れて以来、体力も全く落ちてしまい
表情もなく、会話もほとんどなく
食事もほとんど手をつけなくなっていました。
しかし今回の旅の間・・・
旅館にありがちな(笑)豪勢な食事のほとんどのお皿に手をつけ。
会話をし。
酸素ボンベを引きながらも、父はたくさん歩きました。
犬吠埼の素晴らしい朝陽を見るために、早起きもしました。
私達のため、そして自分のためなのでしょう。
そんな父を見て、だんなさんの態度が和らいでゆきました。
帰りはちょっと回り道して、父が以前勤務していた病院と
私が生まれた当時、家族が住んでいた家(の跡)に立ち寄りました。
懐かしそうにしてたな。当時まだ赤ちゃんだった私は覚えてないけど。
すごく饒舌に当時のことを話してたもん。
エキセントリックな性格の父は、院長先生と喧嘩しては
いくつかの病院を渡り歩いたそうです。今日知った。
そんな父に、娘である私は困惑し憎しみすらあったけど。
※かつての家の前。川沿いだったのは覚えてる。田舎だにゃあ。
今日のレッスン。
「父よ。今日、わたしは思いのすべてをあなたに捧げます。
あなたが案内役であり、私は従うものです。
無限なるものの叡智や
理解できないとはいえあなたからの完璧な贈り物である優しい愛を
疑うことなくあなたに従います」
わたしは今回の旅で3人のお父さんに守られ導かれました。
私を産んでくれたお父さん。
私の大切な方のお父様。
そしてもうひとりの父(神)。
やはり私たちは守られているのです。
私達の安全は確かであり、お父さんの配慮は確実なのです。
お父さんは偉大だ。
余談。
ホテルのアロマルームで受けたトリートメント時に引いた
エンジェルカードは「安心の天使」。
「安心して。あなたはサポートされています」
朝風呂に入ったら湯船に浮かんでいた白い羽。
・・・天使もね。
ここに書ききれないほどの小さな奇跡の連続が
わたしたちを守る存在への信頼を強めてくれた旅でした。