夕べ遅くに松江に着きました。
18日から始まる「ハートのエメラルド」のコースに備えます。
今日が唯一、終日フリーの日だったので
(ホテルなのに)朝寝してゆっくり起きて
レンタカーで気ままに出雲を周遊?してきました。
須佐神社、出雲大社、日御崎神社など。
出雲が縁結びの土地だとか、ほとんど前知識はありませんでした。
だから今日そのことを知って
「だから名古屋の次が出雲なのか!?」と驚愕(いまさら!?)。
ターコイズとコーラルの「協調と協力」の旅は続いてたんですねぇ。
なにが続いてるのかというと・・・。
※ここから先は私も詳しく知らないことですが頑張ってまとめてみます
日本の神道には「一霊四魂」という概念があります。
魂は荒魂(勇)と和魂(親)。和魂はさらに幸魂(愛)と奇魂(智)に分かれます。
そしてそれらを統べる神のひとつの霊が直霊(なおひ)。
荒魂と和魂は光と闇の二面性を象徴しているともいえるでしょう。
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「幸魂」とは
"花が咲く" "布を切り裂く" "物が割き分かれる"という言葉のように
物が分裂し、増加繁殖して栄える力を意味します。
「奇魂」とは
「櫛」「串」の言葉のように、"櫛で乱れた頭髪を解いて整える"
"串刺しにして、それぞれの物を統一する"というように
統一し調和する力を意味します。
つまり、「幸魂」によって分化繁殖したものを統一し
調和のとれたものとして、一層発展させてゆく力が「奇魂」ということなのです。
この「幸魂奇魂」のみちからによって、お互いの生命は正しいはたらきをします。
※出雲大社公式HP より
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幸魂は幸せをもたらす魂。
奇魂は奇跡を起こして物事を成就する魂・・・とも言われます。
出雲大社の御祭神は大国主大神。
因幡の白兎の物語で有名な心優しい国造りの神様です。
大国主は全身全霊を込めて国造りに励みますが
「私が造っているこの国は果たして上手く造られているだろうか」
と迷いが生じ苦しんでいたあるときのこと。
「今この国を治めるのは私しかいない。
誰か私とともに国を治めてくれるものはおらぬか」
そのとき海から輝くばかりの光の玉が飛んできます。
その光の玉はこう言いました。
「私がいなければあなたはどうしてこの国を治めることができたでしょうか。
私がいたからあなたはこのようなりっぱな国を造ることができたのですよ」
「あなたは誰ですか?」
「私はあなたの幸魂奇魂であります」
・・・そのとき大国主は自分がこの光の玉を御身に受け取り
自分が生かされていることを知ります。
こうして大国主は、再び国造りに励み
生きとし生けるものがその場所を得、栄えていくよう努力された時
自分の生命のなかに潜む「幸魂奇魂」という偉大なご霊力により
「むすびの大神」となりました
・・・とさ。
左手前が海からやってきた幸魂奇魂の光の玉。
右に両手を大きく開いて今まさにそれを御身に受け取ろうとする大国主。
本殿手前右側にあった大国主の像。
※左手前には因幡の白兎を助ける場面の像がありました
この像を見て泣いちゃったよ、わたし。
なんて開かれていて、豊かで、幸福な瞬間なんだろうと思って。
自分のしていることの結果は
自分だけの力ではなく、自分以上の力があってこそ。
それは神の力でもあるし
人同士が結ばれることによって生まれる力でもある。
わたしたちはそれを受け取るだけでいい。
私たちはみんな生かされているもの同志なのだから
幸魂奇魂を受け取り共に栄えればいい。
像の前にあった説明文。読みずらいかもしれませんが読んでみてね。
大鳥居。
続きもあるけど、もう寝ようっと。