青空ボトル


久しぶりに展覧会のはしご(実際には別の日に行ったのですが)。



レーピン展



わたしにとって特別な3つの土地。


イタリア、チグリスユーフラテス、そしてロシア。



ロシア友達に誘われて行きましたが、まあ良かったよ。


私は少々面白みがないと感じちゃいました。危うさがないというか。


「この人と結婚したら、こういう人生送るんだろうな」

と想像できちゃいそうな感じがどうもね(苦笑)。


※そういう人がいいという意見もあるでしょうし

 想像したところでそのとおりにはならないでしょうが~


同じ時代のロシアン画人なら

クラムスコイさまの方が甘美さやブルジョワ的な高飛車さが魅力です。




BEAT TAKESHI KITANO展


※終わっちゃった展覧会の話でごめんなさい~汗



私がこの世で一番好きな人、ビートたけし。


展覧会最終日に駆け込みました~混んでたヨ。

20代くらいのアート嗜好の若者多し。



芸人・俳優・映画監督としての顔は多くの人が知ってるでしょう。


他にも画家・作家・歌手の肩書きもあるマルチタレント、たけし。


芸人としては笑いをふりまき。


映画では暴力を扱う。


それぞれに全く違う側面を覗かせるのが面白い。



画家・たけしは・・・。


素朴でユーモラス。映画の暗さと全然違って

絵を見ていて思わず微笑んじゃう。そしてなんといっても


「誰の真似でもない」


絵を描きます。


まるで宇宙人が

「人間って面白いな~」って言いながら描いてる観察記録みたい。


この人の創造性と表現力は計り知れない。


自分の創造性を恐れていないんだなぁ、羨ましい。



あと、これは全くの直感ですが。


ペンキ屋さんだったたけしの(亡くなった)お父さんも

一緒になって描いてるみたいな感じもします。


「おいら、ホントはこういうのが描きたかったんだよなー」って

お父さんが言ってそう。



あああ、たけしの話は止まらない。



ペンキ屋のせがれでも。


出版社で人を殴って前科者になっても。


顔が半分動かなくても。


世界的映画祭でグランプリをとっても。


未来になにがあっても。



とにかくわたしはたけしが好き。これはもう変わらない。




青空ボトル


これまた久しぶり、神楽坂以外でのひとりカフェ。至福~。