「ワークブック」より抜粋。



赤ん坊からナイフを取り上げれば

赤ん坊は怒って泣き叫ぶでしょうが

取り上げなければ、おそらく怪我をするでしょう。


あなたは、本当の自己保存がなんなのか全く理解しておらず

自分を傷つけるもの(=ナイフ)が、自分に必要なものだと判断してしまう


・・・この意味において、あなたはまだ「赤ん坊」なのです。



ところで

赤ん坊がナイフを持っていたらどうやって取り上げますか?


無理やり取り上げたら

赤ん坊は恐慌をきたしナイフを振り回すかもしれません。


賢い方法ではありません。


そういう時はぬいぐるみを見せて、安全な遊びに優しく誘ってみます。


赤ん坊は新しい遊びに興味を持ち

ナイフは自然にその手から離されるでしょう。



でもエゴは、この優しさが嫌いです。


エゴは


厳しさ、戦い、罰せられ、痛めつけられ

怒りと痛みと悔しさを煮えたぎらせるのが好きなのです。



ワークをしていて難しい、苦しいと感じることがあるならばそれは


厳しいからではなく


優しいからでしょう。



「ワークブック 257」より



・・・う~ん、憐れみを感じる。


エゴは、真実を見つけるための道具にすぎないんですよね~。