昨日のブログの続きで。


「ドブネズミの写真には写らない美しさ」という歌詞で

どうしても思い出してしまうことがあります。


これは子供の頃からなのですが・・・



自分にとっての「美しい」と、世間の「美しい」が違い過ぎる。



ほんと、マジで。不思議でたまらないのですよ。


だってもしテーブルにみかんが置いてあって

「ああ、みかんか」と思ってるときに

みんなが「あ、リンゴだ」て言ったらびっくりするでしょ!?


そのくらい、私にはどう見ても美しい(もしくはその逆)としか見えないものが

多くの人にとってはそうでもないらしいんです。なんでだろう?



自分の審美眼?のヘンさに気づき始めたのは中学の時。


親友が、どうも超のつく美人だったようなのですが

人づてに言われるまでまったく気づかず。


言われてよくよく見ればたしかに

目がぱっちりしてて鼻が高くて色白かもしれないけど

そうか、こういうのが美人なのか・・・と自分に言い聞かせていたものです(苦笑)。



高校では、入学直後の身体測定の日に

体育館に集まった大勢の女子生徒の中にひとり際立って美しい子がいて

「なんと!?ジャージであんなに美しいとは!?」・・・と

後日コネをつたってなんとか彼女と友達になりました(頑張ったヨ)。


しかしその子、クラスメートからは全く美人と思われてなくて

私が「なんで!?」と息巻いてたらみんなに呆れられた。。。


いまだにわかんない。なんでみんなが彼女を美しいと思わないのか。



そんなことばっかりなんです。私の人生において。



いつの頃からか

「○○ちゃん綺麗だよね」などと言うときに

周囲の意見をまず聞いてから言うようになってしまいました。


自分の思いは心の中だけにおさめて。


変りもの扱いされることにおおいに傷ついていたあの頃。


でも今は。


せめて綺麗だと思ってる人にはそれを言って悪いことはないだろうと思い

「綺麗だね(カッコいいね)」と伝えられるようになってきました。


やっぱり美しいものは美しいのです。私から見て・・・でもいいかな?


その人が喜んでくれるなら。



みかんとリンゴの区別はつくし、赤と青の区別もつく。


もちろん「美しい」は人によって基準が違うから

別にそれが問題だとは思っていませんが

それにしてもギャップが大きくて我ながら笑えるという話です、ハイ。



「私だけが、みんなには見えない

「写真には写らない美しさ」が見えるのさ、へへん」


・・・なんて考えてるわけではありません(笑)。


とにかく私にはそう見える。

なのに何故か多くの人の見え方と違ってる。


この摩訶不思議!?



生まれつき人のオーラが見えてたヴィッキーが

みんなには見えてないと知った時の気持ちってこんな感じ?


同じものを見てるハズなのになー。