スペクトルの月25日・KIN153赤い惑星の空歩く者

GA B67(Mebahel) / HA B93(Damabiah)


「わたしはわたしのことが好きです」



今日、PPSコースでコンサル練習している生徒さんたちをぼんやり眺めながら

心にふと浮かんだ(聴こえた)声なき声です。



「わたし」とは私(うえのかおり)のこと?


それとも声なき声の持ち主?


あ!それとも目の前にいる生徒さん達の声?


・・・そのとき心にじんわりとした優しいものが広がりました。


それはうえのかおりの声であり

声なき声の持ち主の声であり、生徒さんたちの声でしたので。



生徒さんたちが自分のことを好きと思っているかどうかは分かりません。


私はかつてはそう思えませんでした。

息をするのも苦しいくらいそう思えませんでした。


しかしその頃から実はわたしはわたしのことが好きだったんです。


声なき声の持ち主(である私)はいつでも自分が好きなんですよ。

そしていつでも声を発していたんです。


わたしが聞こえないフリをしていただけで。


そしてそういう気持ちを持っていない人はいないんですよね、実は。



自分を好きと認めるのは恐いことだ・・・というのはわかります。

そんなこと言ったら・・・。


そんな自分を肯定的に受け入れてくれる人もいるでしょうが

否定する人もいるでしょう。


そして自分が否定している人を受け入れることでもあるから。


それが恐いからなかなか声なき声を聞こえないフリしてたんだと思います

私の場合は。



今、自分を好きだと認め始めたわたしは

やはり時に否定されるとそのときは相当落ち込むものの

すぐ立ち直れるようになりました。


何故なら、今のわたしは声なき声の持ち主の声を聞くようになり

その声を聞くとそれが真実だということが理由もなくはっきりと分かるからです。


内なる声とはかくも力強いのです。



コンサル中に聞こえた「わたしはわたしが好きです」の声は

生徒さんたちの中の声なき声でもあったんでしょう。


「自分のギフトへの気づき」がコースの目的のひとつでもある

PPSだったからかな?


だとすればティーチャーとしてはとても嬉しいです。



・・・自分に都合の良いことばかり考えてるのかな? ←自分を疑う(苦)


・・・いやいや、もう自分を否定する人に対しての

逃げ道を作るようなことを言うのは止めようか。


声が聞こえたときのあのなんとも優しいじんわり感。

あれが、わたしのエゴが生み出したものとは思えないのよ。



「わたしはわたしのことが好きです」



これはわたしも

わたしを受け入れてくれる人も

わたしを否定する人も

わたしが否定する人も


すべての人の内なる真実の声でもあるのだから。



青空ボトル


広島の教会で購入した天使の置物