スペクトルの月24日・KIN152黄色い太陽の人

GA B53(Yezalel) / HA B88(Mehiel)


マニアックな話題でいきます。



今やってるPPSコースの生徒さんたちとランチしているとき

なんでか忘れたけど漫画の話になって、私と同世代の生徒さんから

「私、三原順が好きで」と聞いた瞬間!


ぐわーーーーと中学時代に逆戻りしちゃいました。


私も大好きだったのーーー(感涙)。



どちらかというと、広く大衆に愛された漫画家というより

一部に熱狂的なファンを持つタイプの方でした。


私もそのうちのひとり。


何故なら非常に難解なのです。そして暗い。


あまりのネーム(セリフ)の多さで

人物の顔が吹き出しに押しつぶされそうになってるし(笑)。


くどいというか理屈っぽくて

これが小中学生向けですか!?というほど可愛げがなく

媚びない作品を生み出していました。


そういうとこが好きだったんだけど。


少女漫画でテーマが原発問題ですよぉ。 (「XDAY」という作品)


三原順の世界観に

なんとかして食らいついていくのが大人な気がしてたんでしょうねぇ・・・

あの頃の自分。 



オーラソーマのコースで話すエピソードとか

けっこう「はみだしっ子」(代表作)からパクってるし。


私がいつも妄想する「森の中のお城」はグレアムの現実逃避妄想と同じだし。


「どんな人でもいつか死ぬってことだけはみんな同じ」


とか


「氷の国に住みたい。氷の国に住めば

余計な事を考えずに生き残ることだけを考えて生きられるから」


とか


「僕が子供の頃、何かをパパに尋ねたら

「大人になれば分かるさ」と言われた。

もし僕が大人になっても自分の息子に

あの頃のパパと同じように「大人になれば分かるさ」と言うに違いない。

結局本当のことなんて誰も知らないんだ」


とか。


(どれも暗いなぁ)

その後の私の人生観に色濃く影響を与えているのです。



その生徒さんが持ってるのは後に出た文庫本サイズの方だそうですが

私は最初に出た単行本・しかも多分第一版持ってるもんねー。 ←自慢



最近は「早く続きが読みたい」と、発売日を指折り数えるほどの漫画がないなぁ。


発売日の前日の夜中にコンビニに駆け込み

すでに届いているもののまだ紐のまま床に積んである雑誌を

店員さんにほどいてもらって買うという行為は

ほとんどの人がやったことあるよねー。


・・・そういうのは「蒼天航路」が最後かな。


そこまでしても早く続きが読みたい漫画にまた出会いたいわ~。



三原順女史、合掌。




青空ボトル


いつも公園をうろついてる猫のクロ。

フェンス越しに女の子を覗き見してた。



青空ボトル


見つかってびっくりするの図。