電気の月26日・KIN190白い銀河の犬


テレビドラマを全然見ない私です。何故なら見たいドラマがないから。


子供の頃は見てたんだけどな。

トレンディドラマが流行りだした頃からですよ、見なくなったのは。


多分、見れば面白いと思えるドラマはあるんだろうけど、見ようという気にならなくて。


「のだめ」くらいかなぁ、面白かったのは。

でもこれも原作漫画が好きだったから見たんですよね。



そんな私が今期久しぶりに最初からちゃんと見たいドラマがあります。

テレビ東京で18日(月)22:00からスタートする「モリのアサガオ」です。


これも原作漫画が面白くて好きだから。


青空ボトル


正直、暗いお話です。


刑務所の死刑囚監房に配属された新人刑務官の目を通して描かれる、死刑囚やその被害者・加害者の家族の物語。


このたびドラマ化されることを知って久しぶりに読み返してみたらモロはまって、寝る間も惜しんで一気に読みきってしまった。

先日購入した本「エノクの鍵」は完全に後回しです(でもあの本は置いてあるだけでものすごいパワーが・・・苦笑)。


でもこの時期にこの漫画を読み返す事は必然だったと思います。

だってこの漫画もメタトロンなんだもん、私からすれば。


死を前にして人間はどうなるのか?

改心した者としない者を等しく扱って(死刑に処して)よいのか?

死刑囚が刑務所内で暮らしに困窮することなく生きているのに、被害者が社会で苦しまなくてはいけない現実。


等等。


それまで私は死刑廃止論者だったのですが、これを読んでからはそうとも言い切れなくなりました。


この漫画は、答えの出ない迷宮(物語でいうところの「深い森」)にどっぷり迷い込ませてくれますよ~。


そういうのがお好きな方はぜひ読んでみてね。



青空ボトル


近所の軒先に咲いていた朝顔。

30分後に通るともう花が閉じていました。短い命です。