電気の月10日・KIN174白い倍音の魔法使い


nanairo展が終わり、今日は嘘のようにいつもの1日。


1週間、昼間お仕事しなかったツケが回ってきたのか、今日はすでに10時間PCの前で仕事中。うぎゃー。


でもホントは、10時間ずっと仕事してたわけじゃなくて、途中くだらない遊びに夢中になっちゃってたんだよね。

それであっという間に夕方になっちゃったんだよね。


つまり自分のせい。 「蒔いた種を刈り取る」 by 10のスター


それほど夢中になってしまった遊びについては明日のブログにUPしますわ。

我ながら最高の出来だと思うのよねー(笑)。



今日は真面目な話をします。


随分前に、とある劇団のメイクさんをやってたことがありました。


その劇団は役者全員がプロではなく、会社員しながら趣味的に芝居もやってる・・・というスタンスの人もたくさんいました。


まあ趣味というには、時間的・精神的・金銭的・スキル的に高すぎたけど。


だって公演が近くなると毎日仕事帰りに稽古だし、土日ももちろん終日稽古です。

稽古以外にも準備する事が沢山あるからみんないつ寝てるんだろうと、私は両方に本気で取り組む彼らのバイタリティと情熱に頭が下がる思いで接していました。


彼らは決して仕事をさぼりもしないし、仕事が嫌なわけでもないんです。


多くの団員さんは一流企業でハードに働く、いわゆるスーパーサラリーマンでした。

みんな自分の仕事や会社を愛していて、めちゃくちゃ打ち込んでいるのですよ。


そして同時に、やはり好きな芝居にも打ち込んでいるのです。


そんな彼らを見て感じました。


「何かに打ち込める人は、別ななにかにも同じくらいの情熱で打ち込めるんだ」と。


何かに打ち込む代わりに何かができないとは限らないんだ。

だから両立は可能なんだと。


仕事中はがっつり仕事に意識を集中できればできるほど、切り替えられる。

仕事に意識を集中してないから、どちらも中途半端になってしまう。



今回の展覧会を経て以前経験したはず(でも忘れてた)ことを思い出し、今度こそ自分もあのときの団員さんたちのように、メリハリをきかせて、仕事も趣味もがっつりハイレベルで楽しむという感覚を体験できました。


コツをつかんだよ。だから私でもできそうな気がするよ。


なんか私、ライフスタイルが変わりそう(変わるかな、笑)。



これが、今回の展覧会から得た大きな大きな収穫のひとつです。