磁気の月3日・KIN111青い共振の猿


生まれて初めてホタルを見たのは去年の今頃でした(40も過ぎて遅いかしら)。


すごくすごく感動して「絶対来年も見に来る!」と、連れてってくれた友人に宣言し、そして今年・・・。

友人は政治のお仕事をしているので、7月は選挙で忙しくて無理~なかんじでした。

がっくし。。。


しかし選挙も終わった先日、友人が時間を作ってくれて行けたのよ~ホタル~。ありがと~。



相模湖インターから山道をクネクネ走ること1時間。谷間の小さな村です。富士山がもう近いはずなんだけど、谷間過ぎて全然見えん。


あいにく夏バテで体力が落ちていたことと友人の身分不相応なピンクのポルシェのせい?(サスが硬いだもん)ですっかり車酔いし、目的地に着く頃にはぐったりしていました。


そこでまだ日が明るかったこともあり、「まずは一休みしよう」ということで日帰り温泉施設へ。

このあたり、温泉天国なんですね。


友人は男なので、風呂場の暖簾の前で左右に別れ私はひとり女風呂へ入ると、誰もいなかったんです~。わぁい。


おかげで内風呂の床や露天風呂のへりにがっつり仰向けで横たわり、酔いをさますことができました。

そんでもって天使のコースで歌う歌をずっと歌ってたよ。「ジェイドルゲー」って。


そんなかんじで、身も心も準備オッケーな状態でホタルの里へ行けました。


そこは街のはずれの運動場のような場所で、夜は街灯もなく真っ暗なんですよね。横に小川が流れているのも全然見えないくらい。でもその小川沿いの水辺に、去年彼らはいたのでした。


「今年もいるかな~(ドキドキしながら目を凝らしてみる)・・・・・・・・・・わーーー、いたーーー!」


青空ボトル


(わざわざキャプション入れる必要もない画ですね。でもあえて、笑)


私「あ~~今あっちに飛んだ!」

友「やっぱり平家ボタルのヒカリは繊細だナ」

私「あ~~あそこでたくさん光ってる~」

友「おー、見事だ」

私「あ~~こっちキターーー!」

友「今年はファンサービスがいいな」


会話になってませんが小一時間そんな感じ。いやーーー楽しかった。


涼しかったしネ。風呂上りの体に夜風が心地よかー。


おひとりずっと動かない方がいて、そっと近づいてかなりアップで見ることができました。



青空ボトル


(だからキャプション入れなくてもいいのにね)


羽がふたつに分かれてるところまで見えたよ!羽が透明で透けてるんだよ!


・・・感動のひとときでした。



なんとなく、ホタルを見てると平安貴族になった気分になっちゃうんだよなぁ。なかなかいい気分です(笑)。