今日の清里は久しぶりの青空で暖かです
そろそろ梅雨明けでしょうね
今年の清里はほとんど毎日雨が降り続いて、時には激しく降り
6月から昨日まで気温の低い寒い日が続いていました
2018年8月1日
デイブが旅立って2年が経ちました
デイブが悪性リンパ腫と闘った年は、経験したことのない猛暑でした
梅雨もほとんどなく、6月7月は強烈な暑さでした
ここは夏でもエアコンは必要もないため、無いのですけれど
あの年だけは、流石にあればいいのにと思える程の暑さでした
その少し前の5月初め、お庭で走っていて爪を2本折ってしまい
気になって舐めてしまう為化膿して傷が治らず2本とも抜けてしまいました
そのうち全ての爪と骨迄食べてしまい、包帯を外すと血だらけで酷い事になっていました
激しい暑さで腐ってきてこれ以上ひどくなったら足を切らなくては、という話も出ていた最中
私がデイブについて走り転んで頭を強打し、救急病院に行った時
帰ってくると血の海の中で、デイブがしっぽを振っていました
不安で、傷ついた足を足首まで食べてしまっていたのです
救急でノア動物病院で診て頂き、足を切りました
そんな時に、リンパ腫が見つかったのです
体重が減ってきたのは足の痛みで食べられないからと思っていて
血液検査も異常なく、進行が早いので
陰に隠れて発見が遅れたのです
レントゲン検査をして頂くと大きなリンパ腫が見つかり
癌がお腹の中半分くらいを占めていて、腸が押されていました
進行の早い抗がん剤の効き難い最悪のリンパ腫だと判ったのが
7月20日でした
悪性でも諦めきれず抗がん剤治療を始めました
1度目で効果がなければ、難しいと言われていたのに
効果がないまま2回続け、デイブは辛い体で頑張ってくれました
3回目は、白血球が異常に減ってしまい不可能でした
38㎏あった体重が25㎏まで落ちて、目に見えて衰弱していき
起き上がることも、首を上げることも出来なくなりました
それでも寝たままトイレをするのが嫌で
起き上がろうとして、ソファーや布団から落ちるのです
そんな中28日の朝、突然沢山食べてくれたのです
嬉しくなって馬肉やレバーをいっぱい買ってきました
きっとデイブが私を喜ばせてくれたのですね
それが最後で、何も喉を通らずお水も飲めなくなり
意識が薄くなる時間が多くなってきました
29日頃から痛みに耐えきれず泣きました
強い痛み止めをして頂いても耐え難い痛みが続き
泣き続けました
30、31、1日と胃に何も入ってないのに、吐き続け
凄く苦しそうでした
耐え難い痛みが続き、夜も眠れず泣き続けました
少しでも楽に過ごせればと、毎日点滴に通いました
亡くなる前日病院に向かう途中、綺麗な虹を見ました
ベスウィックとアマランスが迎えに来ていると感じました
余りに苦しむデイブを見ていて、この苦しみから救ってほしいと
ベスウィックとアマランスに迎えに来てと、お願いするしかありませんでした
最期の日には看護師さんが特別にお家迄来て下さいました
動物病院までは遠いので来てもらえないところ
仲良くしていて、いつも優しくして下さる看護師さんでした
その数時間後
ベスウィックとアマランスが迎えに来てくれたのでしょう
呼吸は荒いままでも、少し落ち着いて横たわっていたデイブ
毎日苦しんで全然眠れず疲れているのだろうと思い、そっとしておくと
ちょっと首を上げて私を見て、そのまま静かに息を引き取りました
8月1日、夜8時少し過ぎです
悪性の進行の早いリンパ腫が発見されてから
2週間余りでした
もう治る可能性がなら、酷い苦しみを取り除いて楽になって欲しいと
それだけを願い、ベスウィックとアマランスに迎えに来てとお願いしました
悪性リンパ腫と分かった時点で覚悟はしていました
それでも抗がん剤が効いて後少しでもいいから生きて欲しい
そう願い、デイブも最後の力で頑張ってくれました
寄り添って寝ていると
動けない辛い体で、何回か私の上に頭を乗せてくれました
骨と皮だけでガリガリになって折れそうな体でした
こんな体になって迄頑張ってくれているのだと
抱きしめました
デイブの暖かさ、フワフワで折れそうな体
あの感触は、決して忘れません
もう何も残っていない体になってまで生きようと頑張ってくれて
最後の力で、私にお別れをしてくれたのです
愛しい愛しいデイブ、ありがとう
今手元にある中からデイブの写真をアップして
在りし日のデイブを偲びたいと思います
優しい目で見つめてくれた
アカオハーブローズガーデンに行った時
あの時はアマランスもデイブも私の手の届くところに居て、いつでも触れることができた
近くにお花見に 左からアレクサンダー、デイブ、アマランス
熱海港にて 左からアレクサンダー、アマランス、デイブ
離しても何処にも行かない子でした
女の子に好き好き♡
楽しそうでした
3人一緒で、1番楽しかった
左から アマランス、デイブ、アレクサンダー
まだまだ幼いアレクサンダーとも仲良し
手前、デイブ
この後アマランスが旅立ってしまい、大きくなったアレクサンダーと二人で
あの頃はアマランスとデイブとアレクサンダーが居てくれて
賑やかでとっても幸せでした
アマランスに続いてデイブが旅立ち、アレクサンダーだけになってしまい
デイブの子供のラプソディーが来てくれました
一人になって元気がなくなってしまったアレクサンダーも寂しくなくなりました
大型犬は大人になるのが遅く、老化は早く訪れます
二人には元気で、少しでも長く一緒に居てほしいと願っています
一緒に見て下さって、ありがとうございました