平成22年2月2日2時2分は、先代のボルゾイ、ベスウィックが、天国へと旅発った日です
ベスウィックは、平成20年(2008年)の7月に、拡張性心筋症から、肺水腫を起こし、
余命4カ月と宣告されました
ホリプロのタレント犬をしていた、ベスウィックを、よせばいいのに
7月の暑い中、続いて2回も撮影に連れて行き、肺水腫を起こしてしまったのです
その後は、東京に連れて帰るのは負担になるので、軽井沢での生活に入りました
動物病院で、余命4カ月の宣告を聞いたのが、9月に入ってからで、
後、もう何日もない命と知りました
動物病院からの帰り道、家に着くまで、涙があふれて止まらず
それを見ていたベスウィックも、自分の命の長くない事を悟ったようです
次の日に、心臓発作を起こした時、ベスウィックが涙を流しました
ワンコが涙を流すのを見たのは、それが最初で、最後です
私が泣いたらベスウィッくが悲しむから、絶対に涙を見せてはいけないと思い
生きていてくれる間は、泣かないと誓いました
泣くのは、いなくなってからにしようと
それから毎日、ベスウィックに、「長生きしてね」って語りかけました
ベスウィックは、それに応えて、1年半も生きてくれました
ベスウィックが私の為に生きてくれた1年半は、辛い毎日だったと思います
朝6時ごろと、夕方には発作を起こし、いつもニトロを離せずに持っていました
肺と胸に水が溜まり、息苦しく毎日発作で苦しみ
ソファーで横になっているだけの毎日
生きていてと願うのが、私のエゴに感じられるようになりました
発作で意識不明になったり、転んで起きられなかったり
何回も、もうだめかと思うことがありました
それでも、1年半もの間、限界をはるかに超えて生きてくれました
自分が居なくなったら、私が悲しむのが判っていて、長生きしてくれました
最後の1カ月位は、よほど苦しかったのでしょう
凄くつらそうに、泣くようになってきました
最期も、心臓病は、こんなにも苦しまなければいけないのかと。。。
皮膚が破れて血が流れる程、のたうちまわり、丸1日ひどく苦しみました
今は、痛みや苦しみから解放されて、穏やかになれたのだと思っています
ベスウィックと過ごした日々が、鮮やかに思い出されます
もう、私にはベスウィックを見ることはできませんが
ベスウィックは、いつも私を見つめてくれていたように
今でも、何処かで、私を見守っていてくれるような気がします
私の事が大好きで、私が居なくなると、何時も泣いていたベスウィック
ベスウィックは、生き続けた8年間、私に最高の幸せをくれました
ベスウィックが居たから、いろいろな人と巡り会えて、
ベスウィックは、人生に於ける、楽しく貴重な時間を、いっぱいくれました
母の亡き後、何時も側に居てくれて、
沢山の愛と幸せをくれたベスウィックには
心からありがとうと言う気持ちでいっぱいです
私の所に来てくれて、本当にありがとう、と言いたいです
そして、アマランスとデイブを連れてきてくれて、ありがとう
ベスウィックが旅立つ1カ月位前、ベスウィックのバースデイに

そして。すぐの私のバースデイに、お肉少し食べられました


旅立つ少し前、在りし日のベスウィックと


長々と、お読み頂いて、ありがとうございます