イカです。
オイルラインのバンジョーボルトは12です(無駄にデカイ)
ネック部はかなり大きめのRが付いているので吸気はスムーズだと思いますが・・・ちょっと分厚いなvvvそれだけ強度があると思えばOKかな♪ちなみにネック部分のRの大きさはかなり重要なポイントで、このRが小さいと高速時の吸気に抵抗がでるらしい・・・・。
こんな感じの気体の流れになるらしい。
理屈てきにはわかるが、カスタムされたバルブ(軽量化)は殆どが後者のような形状になってる。そうなるとどっちいいのが良くわからんが・・・・モンゴリ系のバルブはネック部のRが大きい方がスムーズな吸気が得られるらしい(イカのネット調べ)。
こいつは武○のカムと互換性があるらしい。現にカムシャフトに空いてる大きな穴は○川のデコンプが取り付け可能とか???ただ、無駄にこんなデカい穴が開いていてもここから油圧が逃げてしまうのでできれば塞ぎたい。ちなみにリフト量はINもOUTも5ミリです。ベアリングはカムスプロケット側が6905C3で逆側が6902Z。いずれもメーカーは台湾のTPI製。TPIのベアリングが悪いとは言わないが~できればNTNに交換したい。ただ、しっかりC3ベアリングを使ってる所だけは評価する。C3ベアリンはベアリングが温まって初めて適正なクリアランスが保てるベアリングです(おそらくJIS規格)。
実はこの仕切りが凄く重要で、4Vという事はバルブが片側(上向き下向き各)2本ある分けで下側(排気)は自然にオイルが垂れてくるから潤滑は問題ないが、上側が跳ね上げられたオイルのみで潤滑を行う。では2本のバルブにどうやってピンポイントでオイルを垂らすか?答えがこの波型の仕切りです♪この仕切り部に跳ね上げられたオイルが溜まり波型の山頂点2点からポタポタと2本のバルブへと
さてさて、すっかり忘れていたモダンワークスの4Vヘッドです。
購入はしましたが取り付けはまだ先なので取りあえず『格安で4V』になるヘッドをいろいろと見分してみました。
まずは全体像




全体を見回した限り、値段の割には良い鋳造品だと思います。奇妙なバリとか巣も入っていませんでした。
そして注目の燃焼室です↓


機械加工の無駄な肉が多いですね・・・。
燃焼室の形状はペントルーフ型で最大直径は・・・
54ミリなのです。じつはこのモダンワークスのヘッドは88cc用と125ccがリリースされているんです。しかしわざわざピストン径Φ52とΦ54用をリリースしているとは思えないのでおそらく『大は小を兼ねる』根性で共通仕様なのだろう。ただ、ヘッドの最大径が54だとすると、52のシリンダーに使った場合スキッシュが極力少なくなる、つーか無い(笑)。
って事はヘッドのガスケットはΦ52用を使うよりΦ54用を使うのが妥当か??Φ52用のヘッドガスケットを使ったら燃焼室の最大径より小さくなる訳だから・・・ヘッドガスケットにバルブが当たるんじゃないか??
こんなイメージ↓
Φ54ガスケット

Φ52のガスケット

いや・・・無理だろvvvv
つーか、ヘッドガスケットにカーボンが溜まってそのうち『棚からボタモチ』現象がおきるわなvvv
まぁ~Φ54ピストン用のヘッドガスケットを使うのが無難だろう。
ちなみにバルブの形状だが真ん中が綺麗な球状になってます。これが良いかどうかは不明だがなvvv
そしてバルブ。
バルブの径はINが21.5

OUTが18.5

ステム径はINもOUTも4㎜でした(デイトナは3.5だっけ??)。
ネックの部分はかなり肉厚にできています。

そこで漫画を書くのがめっちゃ上手い嫁の友達に「お前の絵の才能は画伯級だな!」と言わせた私のイラストでイメージを描いてみた。
ネックのR部が適正だと↓

R部が小さいとこうなるならしいぞ↓

そしてカムシャフト。

ポートですが、IN側はΦ28

OUTポートはΦ23(実際測定したのは内側です!)

これまたちょっと工夫が見れたのがタペットカバーだ。ただの小判型の蓋かと思ったが、じつは裏側に波型の仕切りがあったりする。


したたり落ちるのだ☆
このヘッドはカスタムにより某社の4Vヘッドよりパワーが出るという噂がありますが、地味にいろんなノウハウが詰まってるらしい!確かに燃焼室の形状やポート部など無駄な肉が多すぎるので、無い脳みそを捻りながら加工を行って行くことにしよう!すでに、各パーツのラッピングやオイル穴の加工を進めていますが、そこら辺のネタはまた後日。今はとにかくCRMを仕上げたいのじゃア~~~
ではまた!
アディオス・アミーゴ~