イカです!
若干縦キズもありますが、2STならばこのくらいはデフォルトです。簡易ホーニングをかけてAタイプピストンをぶっこんでも良いのですが、新品のピストンリングを入れるのでこのくらいのキズは慣らされてしまいます・・
当方のCRMは焼けたオイルが固着してデバイスのロッドを手で回してもかなり重い。本来ならば手でカチャカチャ動くくらいが理想。
シャフトはうすっぺらいプレートで固定されているだけ~これを外して軸を・・
ロッドのスプラインはギトギトオイルですが抜けただけマシである!イカのネット調べによると、これが固着して抜けないってユーザーさんが多いらしい。
カーボンがびっしりですが、予想の範囲内である。
グラインダーのサビ・塗装落とし用のホイール!
ロッドは灯油で洗浄してOK!バルブもこのとうり綺麗キレイ!新品がどういう状態なのか不明なのだが、だいぶ虫食い状態になってるな・・・。組み立ては、スプライン軸にモリブデングリスを塗布して分解の逆で組み付けるだけ。ちなみにCRバルブの動きはこんな感じ↓
これがCRM250の公道からサーキットまで最強と言われる秘密である。
前ブログで書きました無くしたスイングアームのピポッドカラーですが、もの凄い程度の良いものを
470円
でゲットしました!
詳細はまた後日・・・。
そして私のバカ息子がついに幼稚園に入園いたしました!
初息子が生まれて4年目か・・・・
(・・・・・・・・・・)
さてCRMです。
前回、腰下が完成したので腰上です。
当方のCRMのエンジン単体は程度としては良いほうだと思います。
シリンダーも若干のサビがあるもののクロスハッチはうっすら生きてました。

たぶんネ!
オレ、プロの素人だしvvv
ここからハイキデバイスのOHと参ります。
ハイキデバイスを知らない人は居ないと思いますが超簡単に説明します。
排気デバイスとは、エンジンの低回転域で排気に負荷を与える事で低回転域のトルクが得られるのです。負荷を与える方法は簡単で、排気のラインを一時的に狭くして排気が通りにくくするだけです。しかし高回転になると排気ラインが狭いと逆にパワーロスをしてしまうので高回転域は排気ラインを広くする。この排気ラインのバルブ操作をお行う機構を『排気デバイス(装置)』といいます。(これかなり簡易的な話で実際はもっとも~~と奥が深いです!)
排気デバイスは2STだけではなく4STの大型バイクや車にも一部装着されています。モンゴリ系は排気量に見合わない大口径のエキゾーストを装備する傾向が強いのですが、実は低回転のトルクを犠牲にして高回転域のパワーを引き出しているって事をお忘れなく(まあ~アイドリングでも2000rpmオーバーだし関係ないかvvv)。ただ、排気の制御は非常にシビアであるため個人ではなかんか作れる物では無い・・・たぶんキャブセッティングとスロットル開閉度とのバランスが取れない(そのあたりがインジェクションだと融通が利く)。
CRMの排気デバイスはこちら↓

では分解活動!
まずは排気デバイスのリンケージを外します。

力ずくで
引っ張ってやるとロッドが抜けてきます!
一気に引っ張り出すと中身がゴロゴロと出てくるので注意!組み立て状態をよく確認してから引き抜きましょう!

こちらが出てきたRCバルブ↓

電動のワイヤーブラシで磨きたいところなのだが、そんな物は無いのでコレを使いう↓

こいつでバルブをグイングイン磨いてやります♪あくまでもサビ取りなので母体をムダに削ってしまうことがないので安心っす。

全閉

半開

全開

(最強はいい過ぎかなvvvv)
なんだかRCバルブだけで長くなっちまったのでこの辺でいったんおひらきにvvv
次はピストンの組み立てにまいります!
それでは!
アディオス・アミーゴ!
PS
いつもナイスを下さる皆様、拝読していただき誠にありがとうございます!