イカです。

妻が第二子を妊娠いたしました。


さて、前回のつづきでジェネレーターカバー(以後Jカバーと呼称)をくっつけたら、フライホイール(以後FHと呼称)に干渉してアッチョンブリケになってしまいました。
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ではどのように処置をするか・・・・
①ボルトのザグリを深くして埋め込む。
②ボルトを削る。
③メイドいんじゃぱんを切り取る。
④Jカバーに下駄を履かせる。
⑤諦めて廃車。
⑥居酒屋に行く。
(あれ?選択肢が増えてるvvv)
まず①はこんな大きな穴をザグれるエンドミルが無いので却下。②は質感が悪いので却下。③は足がミンチになるので却下。④は加工がめんどくさいので却下。⑤は・・・・。⑥はいつでもOK!

あれ?どれもこれもダメじゃん!!

そんな事はございませんから(大汗)
いちばん外観を損ねず投資を伴わないといったら・・・・Jカバーに下駄を履かす事で決定!
ではどういうコンセプト?
JカバーとFHのクリアランスが狭すぎる訳だから、クランクケースとJカバーの間に3ミリくらいの何かを噛ませて下駄を履かせてやれば上手く逃げる事が可能になるが・・・ではどうやって?ワッシャでも入れる?ワッシャじゃ~あちらこちら隙間だらけでカバーの意味が無くなってしまう。
もっと単純な発想で考えると、Jカバーが長くなってくれればいいんわな。って事は・・・Jカバーをスライスしたようなスペーサーを作ればいいんだ!!つーことでこんなアイテムを買ってきました。
ドドーーーン
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厚さ3㎜のアルミの板歳材です。
コイツをJカバーを輪切りにしたような感じに切り抜いて行きます。
まずは、アルミの板に輪郭を書き込みます。
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この向きが一番無駄の無い切り抜きだと断定!!
そして、Jカバーで忘れてはいけないのが、内部が仕切り構造になっている事。この仕切りが重要なのでJカバーの仕切り部にグンゼの黒を塗りたくって『魚拓』を採ります!こんな感じで・・・
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お粗末である

ではコレを外側から切り抜くか、内側から攻めるか・・・正解は外側からです!
基本的に見えるのは外側になります、って事は外側を綺麗に加工したいわけですが、コレを内側から切り抜いてしまうと、出来上がる物が線を繋げたような『強度の無いもの』が出来るのは確実なので強度を維持できるうちに外側を仕上てしまい最後に適当に内側を切り抜くってのが妥当だと判断します。
このアルミの板はホームセンターで売ってる柔らかい材質なので電動糸鋸で切ってしまいます。
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切り抜き完了であわせてみるとこんな感じ(表)
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そんでもって、内側を切り抜く前にカッターバーで外側のふちを仕上ます。これも手作業です・・・ワイヤーカッターとかあれば5分で終わるんですが、実際に5時間くらい作業してますvvvv

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Jカバーに合わせてみるとこんな感じにしあがりました!最後はペーパーで仕上げましす。
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次に内側を切り抜きます。
内側に関しては例のごとく恒例の穴明け殺法でマシンガンで打たれた荒野の居酒屋風に仕立て
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電動糸鋸で切り抜きましたvvvほんとに時間がかかるわ・・・・てか地道vvv
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内側に関しては見えるところでは無いのでアバウトに仕上ちゃいますvvv
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わりかしイメージどうりに行ったかと思うが・・・・
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エンジン側
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なかなか上出来!
最後に取り付け部の穴を開けて外側から見える面をサンドペーパーで仕上てやって完成です!
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そしてクリアランスの効果の程は・・・・
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ばっちりクリアランスが確保できました!これで問題はすべて解決されました♪
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FHもちょっと奥まった感じになったので収まりすごくいい♪
これは予想以上にいい出来上がりになりました!
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最後に、初の動画なんか撮ってみましたのでアップします。
上手くみれるかな??
実際にエンジンを回してみた結果、変な振動は出ませんでした。シフトアップのスタビライズドステーターの効果もあるかもしれませんし、このクランクはノーマルより軸が太いのでその効果もあるかもしれません。ただ、やはりノーマルFHより軽くなってしまった(実測で960g)ので今まで以上にアイドリングが落ち着かなくなるましたが・・・まぁそこはご愛嬌って事で♪あと、副産物でターボのような風切り音が追加されました(笑)。

見てくれ上等!

とりあえずこれでフライホイールの装飾はお開きとなります!

ではまた!
アディオス・アミーゴ

ヽ(´▽`)ノ