イカです。
犠牲
もう完全に再起不能vvvv
熱いので冷やしました。ジュっとねvv
この振れを軸を軽くコツコツしたりチャックの締め具合(三爪スクロールチャックで芯出しできる人は本業!)で芯を出し・・・・
振れを0.005まで追い込みます。
センター穴の出来上がり♪
ものすごく時間が無くてブログが書けませんvvvv
また過去の話になってきちゃったよぉぉ~
さて、グロムのドレスアップ用クランクカバーをゴリラのフライホイールにくっ付けてドレスアアプしちゃおう計画です。(あれ?毎回タイトルが変わってるがな)
まぁこうですね↓

当然の事ながらポン付けなんてありえない話なのですが、これが『取り付け可能』と判断した理由はカバーが機械工でほぼ真円にできていて模様も均等であること、もうこれだけで要素としては十分です。しかし、高回転な部分なゆえに絶対的にバランスが最優先課題となるため、フライホイールの『軸』をセンターとしてカバーを取りつけなければならない。ちなみにフライホイールの外径の振れをダイヤルで測ってみたところ0.2mmくらい振れてました(苦笑)まぁ塗装してあるか仕方ないか。。
ではカバーをどのように取り付けるか?
まず、カバーに付いているボルトのうち3本を使ってFホイールに固定します。でもそれではセンターが出ないのでこの部分をインロー(ピッタリのはめ合いの事を業界でインローと言う)とする。
Fホイールの取り付け基準部は赤丸の一段高くなってる部分とする。

Fホイールの赤丸の部分にカバーのこの黒丸部分を

ピッタリはまるように加工して芯を出す!
ではまず何をすればいいか?
カバーの内面を削るまえに、フライホイールの取り付け部がクランク軸に対して芯が出ているか調べる必要がある。芯が出ているかどうかは、旋盤にFホイールをくっ付けてダイヤルで振れを見てやればいいのだが・・・・Fホイールをどうやって旋盤にくっつけるか・・・・そもそもFホイールには旋盤のチャックで噛める凸部が無い・・・・。ではどうするか?Fホイールに軸があれば・・・・軸があれば・・・・・
軸?!
あるじゃねぇか!!
クランク軸が!!
そうだ、クランク軸のフライホイール取り付け部

ぶった切って治具として使えばいいんだ♪ノーマルクランクが1本あるからコイツに
なってもらおう♪
つー事でクランク軸を思い切って切断です!
まずはリングギヤを外す。
熱したが抜けないので切断です♪

つぎにベアリング!
コイツも熱してちょっとずつマイナスでこじってプーラーかけて外します。

裸になったクランクvvv

(ベアリングをこじるのにタイヤレバーは最高!!)
そして切断儀式・・・・南無三!!


さて、今度はこの治具(基準となる道具の事を『治具(じぐ)』と言う)を旋盤にかけて芯を見てみます。

まずこの軸の振れ具合が0.03である。(芯出しは軸の先端で行うのがベスト!)


ここまで追い込んだら今度はFホイールの取り付けボルトのネジの部分に開いている『穴』をセンタードリルで修正します。ちなみにこの『穴』がクランクシャフトを加工する上で『基準』となります。なのでフライホイールプーラー等でキズをつけたり潰してしまうと使い物になりません・・・。


これでこの軸は間違えなくセンターがでました。
この穴に回転センターを押し込んでやればFホイールを加工する準備完了です!!

これにFホイールを取り付けると・・・こうなります↓

としあえずこれでやっとFホイールのカバー取り付け部のクランク軸に対する芯出し加工の準備ができました♪
ではまた!
加工はまだまだ続きます~
アディオス・アミーゴ~