イカです!
 
今日で盆休みも終わりです・・・月曜日からの仕事が憂鬱すぎて『死事』な気分です・・・。
 
さて、前回の日記に引き続きクラッチノ取り付けに入ります。
2次側クラッチの構造はどうやらどのメーカーほとんど基本は同じ(乾式は例外)で1次側のクラッチユニットを取っ払いピニオンギヤ(プライマリードリブンギヤ)を取り付けメインシャフトにクラッチユニットを移動させクラッチのハウジングにくっついたドリブンギヤを回すというなんとも簡単な話だが、クラッチのユニットを移動させるとなると当然ノーマルのクラッチカバーはスペース的に使えないため各社専用のカバーを使用する。
まずはドリブンギヤの取り付け。
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武川とかの2次側クラッチを使っている人は『?』と思うかもしれないが(私もなんども取説を見返した)ロックナットを固定するロックワッシャーが存在しないのだ。そのかわりコニカルスプリングワッシャを入れるだけ・・・だけ?!大丈夫なのか・・・。ロックナットの大きさはノーマルよりワンサイズ小さいタイプ、ロックナットレンチの小さいほうで回します。あとメインシャフトにはベアリングとハウジングの間に1枚プレートを設置(固定位置が重要!)。この部品はほかのメーカーのクラッチでも在るみたいだ。
 
次にハウジングを押し込む。
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この時点での動きは全く問題なし・・・つーかこの時点で作動不良だったらぶっ壊れてるよ。。
ハウジングから飛び出るメインシャフトにはスラストベアリングが入ります。
センタークラッチをはめ込みます、ちなみにハウジングに青マジックの線が書いてありますが、どうやらこの線に合わせてセンタークラッチを入れないと入らないようです。
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そしてここから問題発生!
センタークラッチをリングで固定するのですが、なぜかメインシャフトのリングを取り付ける溝がセンタークラッチの内側(外に出ない)状態になってしまう??
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それも約1mm程度・・・とても微妙でとても悩ましいミスマッチング!!!
(ノД`)ウェェン
何度か付けたり外したりしてるうちに突然溝が出てきた?!どうやら原因はスラストベアリングを受ける2枚のワッシャだった。スラストベアリングを受ける2枚のワッシャのうち奥側の1枚が、メインシャフトの4速ギヤを使用する際のドリブンギヤを固定するためのリングの溝に嵌ってしまいセンタークラッチが奥まで入りきってなかったようだ・・・原因が単純でよかったわ~。
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しっかり収まると今度は軸が必要以上に飛び出す。これは武川ミッションとキタコミッションで仕様が違うようで武川ミッションならばぴったりカンカンでキタコミッションはリングの手前に専用ワッシャを1枚入れます・・が、そのワッシャを1枚入れるためにリフタープレートを外すはめに・・・トホホ。。
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ちなに左上に見える手は2歳の息子vvv邪魔しにきました;;;;もう工具を持ってはあっちこっちコンコン叩きまくるので気が気じゃないです(大汗)
ここまでやってしまえば後はノーマルを戻すのと一緒で組み込むだけ。。
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あれ?スタッドボルトに何かあるぞ??
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あああああ!息子が訳のわからん事をぉぉぉぉ!まさかケースの中になにか入れてないだろうな・・・・・恐ろしす!!
(,,゚Д゚)
ちなみにシフトアップのクランクですが、コンロッドのピストンピンを取り付ける穴の周りが物凄い肉厚に出来てます!
 
そしてカバーの取り付け。
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美しい!!一瞬『乾式』を思わせるみてくれvvv
デイトナはカバーを外さなくてもクラッチのメンテナンスが簡単にできるのが売りのとうりクラッチカバーを外すとこんな感じに見えます。ちなみにOリングがちょいと大きくて組みずらい・・・すぐに脱腸する。。
カバーをつければこのとうり♪
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砂型の安っぽいイメージが前面に出ますvvv
ちなみに油圧クラッチキットを組むとカバーがビレット仕様になりますが、
 
極端に高い!
 
ちーーん。
 
 
とりあえずクラッチの取り付けはここまで。
もし、2次側クラッチの取り付けを迷ってるユーザーさんが居ましたら一言いっておきますよ!
 
5速を同時に組まなければ意外と簡単です!
 
次は腰上からその他の困った事件を書きます~
 
では!アミーゴ!