いや~すごい台風でした~
と
言いたいところですが、関東に来たときはほぼ『無力』、むしろ台風の影響で発達した梅雨前線(?)が異常に発達して東北の方は大変だったとか・・・。
もういろいろ嫌なイカです、まいど!
さて、当方のゴリラはヤフオクでゲットした物ですが当ブログのはじめのほうに書いてあったとうりで酷いハズレを引きました。まぁ基本的に4STミニはカスタムベースとなるのがセオリーなのであまり着にしなように(苦笑)していたのです。この車体を購入した時のオクの説明には
『黄色ナンバー74ccボアアップ』
と書いてあったので、「まぁプチボアアプがしてあるのか、いずれ80以上にするけど」なんて思っていたわけで一応前回のブログでサイレンサーを取り付けたので試乗してみる事に。
ショート管が付いていた時はエンジンの動作を確認するだけで乗ってはいなかったので今回は家の周りを
で乗ってみた。
結果、爆音であることは解りきっていたのでおいといて、『あれ?70ccクラスの社外ボアアップってこんなもんだったっけ?』と思うほどのおとなしいトルク。以前のっていたモンキーもJUN製の74cc(今は廃盤)を使っていたが結構元気なエンジンだったような気がする、気がするんだけどな~ハイカム入れたら70㎞くらいでたのに。
さて、この74ccボアアップをとっぱらって当時所有していたモンキーRT

(現在はドナドナされました)についている謎の88cc+ビックバルブヘッドを外しゴリラに移植することにした。モンキーRTは状態が酷くてOHするのを諦めました・・・ごめんよ!
まずはRTの腰上をおろします。

どこ製のボアアップだったのかすっかり忘れてしまっていたのですが、ヘッドのIN側を覗いてメーカーがわかりました!IN側のバルブの手前に謎の網、ペンタゴンネットが付いているではないか!って事はJUNです。当時は『スピードショップJUN』でしたが今は『JUNインターナショナル』でしたっけ?

って事このエンジンのシリンダ・ピストン・カムはWPC加工済み?!たしかJUNはWPC加工仕様があってそれを購入したような気がする、そして排気量はおそらく80cc。現在のJUNのヘッドはすべてビックフィンになってるがこいつはビックフィンではないのでモデルチェンジする前の物だろう。シリンダの内壁を見るとWPC加工を施してあるのが良くわかる。

通常のシリンダーはホーニングのラインがしつこいくらい見えるのだが、WPC加工したシリンダはホーニングラインが消え全体の色が鉄の色というよマッドシルバーのような感じの色になりツヤツヤなのだ。加工面は低μなのでピストンからシリンダを引き抜く時も何のストレスも無くスルっと抜けてしまう(このボアアップは購入してから50㎞も走行していない)。
RTから必要な部分を外しゴリラ側の腰上を外す・・・・が、何かおかしい??ヘッドのボルトが
『まるで一度も外していないように』
綺麗に均等に締めてあり、オイル漏れも全く無い。ヘッドボルトを外しカムチェーンその他を外しヘッドを外しにかかったが・・・・ん?外れない?!一度外してるにしてはガスケット類がしっかり付いてる?若干コジリながら外してみてシリンダとピストンを見て疑問が・・・

『あれ?74ccってこんなにピストンが小さかったっけ??』
ためしに以前のモンキーで使用していたJUN製の72ccのシリンダを引っ張り出してきてゴリラにもともと付いていた謎の74ccピストンを突っ込んでみた・・・・。

『50ccやんっ!』
(;゚∀゚)=3
また騙された!!オークションの説明には74ccボアアップ済みって書いてあったのに!!あ~も~本当にID晒してやりたいくらいだわ!!これで評価を非常に悪いにしなかった自分が悔しい!!
怒りをとうり越し呆れモード一直線なわけだが、逆にこのゴリラをもっと可愛がってやろうって気になったわなvvv
そしてJUN製の80ccWPC仕様を移植して~

ピストンを見る限りではそれほどのハイコンプレッションではなさそう。さすが品質と耐久性を売りにしているJUNだけあるわな。そしてやっぱり使い古したシリンダー?と思ってしまうほどピストンをシリンダーに挿入すると抵抗が無い!すごいよWPC!

カムを所定の位置にあわせて完了。
この時点で動力機関の構成は・・・
キャブ PC20
エンジン JUN 80cc+ビッグヘッド
マフラー キタコGPRカーボンマフラー
という感じです。
なんか煮え切らない感じがありますが・・・とりあえずエンジンはOK!
もうちょっと書きましょう~
お気に入りのルックスのキタコGPRマフラーなのですが、前回にブログで書いたとうりエンド部φ40の完全公道不可モデルなのです。ゆえに80ccを組んでからエンジンをかけたところ、80ccとは思えない勇ましい爆音を轟かせてしまったわけですネ(笑)。ではどうするか?通例ならインナーバッフルを組むのですな、当然このサイレンサーにもバッフルが取り付けられる穴が空いています。ただ、何が合うのか不明だったので私が2輪館でで買ってきた胡散臭いやつがコレ

中身はこう

内径40でGPRマフラーに入りそうなのはコレくらいしか無く、とりあえず抜けもそんなに悪くなりそうもないので購入してみたが・・・案の定径が微妙に合わずバッフルの外周をサンダーで削り落としはめてみる・・・が!

奥まで入らね~~~~!
世の中の『穴』はそんなに奥まで入らないと満足しないのかぁぁぁ!!←自主規制
どうやら原因は処女(NGワードです)サイレンサー内部のバッフルを固定する溶接のビードが当たってしまっているようです・・・。

やはりキタコにデイトナのなんちゃってサイレンサーは無理があったか・・・しかし買ってしまった物をむざむざ捨てる分けにも行かず、バッフルの飛び出た部分をカットし穴を開けなおして装着!!

いよいよサイレンサーの実力を試すためにエンジンに火を入れる・・・入れてみる!
『ポポポ・・・ボフボフッ~ボボボボボォ!!!!!!!!!!』
音質がくすんだだけで根本的に解決してねぇ~~vvvvvv
こりゃダメだvvv
音を気にしないやんちゃなモンキー乗りならこのまま行けるが・・・おっさんはなるべく音は小さい方がいいんだよな。ネットでいろいろと調べてみたところなにやらキタコで消音効果が非常に高いインナーバッフルがある事察知!YOUチューブとかレビューとか見ても
「伝わらないかもしれないが凄い消音効果!」
とどいつもこいつも言っている?!
それがコレ!

『キタコ サイレンサーバッフル アルミ φ40』
である。
なんとも奇妙な形であるがこの形が排気効率と絶大な消音効果をもたらすらしい!写真の右側から排気が入り、お粗末な溝を抜けて左側に排気される。真ん中のおへそで俳圧を綺麗に分散されるらしいよ!マジでか?!ちなみに私が買ったのは40だが、φ数は何種類かあるらしい。
とりあえず以前の苦労した割には効果が得られなかったクソバッフルを外し取り付けてみたが!問題発生・・・・
バッフルとサイレンサーの穴の関係が変・・・っつー事は同じキタコでありながら互換性が無いって事が!!!
説明求める!キタコごらぁ!
取り付けられない理由は穴位置は合っているが固定するためのボルトがサイレンサー(マフラー側)からネジを突っ込んでバッフルを固定する仕様であるのだが、このバッフルはアルミ鋳造品であるがため捕縄に肉厚にできてる・・・故に外から15㎜くらいのボルトで固定するのだが、GPRマフラーは排気口φ40の外側ににガードのような筒が付いているため外側からボルトを差し込む事が出来ないんです!

外側の筒にインナーサイレンサーを固定するための『サービス穴』みたいな物があいれば問題なかったのですが・・・マフラーにドリルで穴を開けるのも気が進まないので、インナーバッフル側からボルトを通そうと思ったら今度はネジの頭が内壁に当たってしまいNGvvv説明の意味が良くわからんだろうからとりあえず写真を見て欲しい。
そこでバッフルの内面にネジの頭を逃がすスペースをフライスにて加工。

写真でネジが入ってるところはもともと穴位置が違うので新たに空けなおす。もともとは雌ネジなのだが7ミリの貫通穴に変更。にgひ

注:右上方に見える穴は間違えて開けた穴ですvvvv
と、ここまで加工してやっと取り付け完了です!せめてもの救いはバッフルの内径がぴったりだった事でしょうかvvv
音質はというと・・すばらしいです!
走り出すとサイレンサーよりパワーフィルターの方が音がデカいんじゃないか?ってくらい。音質に重厚感は無くなってしまいましたが、乾いた音でもなく心地よい音質ですね♪ただ、さすがにここまでガチガチのインナーになると10000回転付近での伸びがなくなります。対策としては若干音は大きくなるが、排気の溝をもう少し深くしてやれば抜けは間違えなくよくなる!
はずvvv
ここまでで大体の作業は終わりです。
しかし底知れぬ4STミニですよ!まだまだあります!
次回はその他モロモロを書きます!
では、アディオス アミーゴ!