イカです、まいどお世話様です。
謎の風邪と謎の腰痛でピーコラ転げまわってましたvv
今年もあと少しで終わりですが、私のゴリラは年内中にナンバーをつけるのは難しい状況です。前回日記でも書きましたが、8割は仕上がってます・・・しかし、キタコの集合スイッチを使ったらヘッドライト・テールランプが点かないというドツボにハマって終了状態・・・。集合スイッチのカプラ(IN側)まで12Vは来てるが、集合スイッチを還すと(アウト側)はライト系だけ電圧がでず(ホーン、ブレーキランプは問題なし)、スピードメーターの照明だけ超微弱な電圧が出ているという意味不明な状態vvこれでも電気はド素人ではないので、もしかすると新品の集合スイッチが・・・!
 
 
と、言うことで悲劇的なチェーンラインのお話です。
リアのホイールに3.50と太いサイズを使ってしまったことにより、120サイズのリアタイヤを履きました(詳しくは前日記参照)。予想はしていたもののやっぱりチェーンラインは完全にアウトでした。
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もう見事なまでにHIT!
しかし、ここで注目してほしいのはスイングアームのチェーンスライダー。見てのとうりこのチェーンスライダーはチェーンのローラーが乗っかる凸部がないのでチェーンラインを横にずらしても全く支障がない♪凸部が無いだけスラーダーの寿命が短いが新しいラインが決まってしまえば、MCナイロンかジュラコンで削りだしてしまえば何の問題もない。
さて、チェーンラインをずらす為に用意するのは、オフセットスプロケットとリアスプロケットスペーサー。私がモンキーをいじってた頃は当然オフセットスプロケットなんて物はなく、オフセットさせるのはジャズのカウンターシャフトを使うのがカスタムだったが、今はホントに「そこまでか?!」というアイテムがそろい過ぎててオフセットスプロケットも、オフセット幅4・7・15・20・・・とあらゆるサイズが揃ってる。メジャーなメーカで言えばGクラフト・デイトナ・キタコ辺りが出しているが割かし高い。この『高い』という表現はオフセットできるという意味だけで言うなら中華とかですこぶる安いものがでている。今回のカスタムはとにかくカネが無いので中華(台湾?)のオフセットスプロケット&リアスプロケットスペーサーを買ってみた。
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スイングアームを購入した通販元で買ったのだがおそらくMINIM○T○製(だと思われる)。どちらも隠れてしまうところだから外見的にみすぼらしいのはヨシとしよう。ちなみにオフセット量は7mm。
それでは早速組んでみようず!
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とりあえずフロント側をはめたが・・・・16Tは流石にでかい!もうケースギリギリだわ;;;それからスプロケットを固定するプレート(名前が分からん)を着けようと思ったが・・・ボルトの取り付け穴がずれてる?!どうやら固定のプレートのスプラインのセンターがずれてるらしい・・・。まぁ仕方ない、あとでリューターで長穴にしよう。
このあとリアにスペーサーを組んで仮組みをしたところ、とんでもない事が発覚!!
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(Fスプロケットの所のチェーンラインが『への字』になってるのが分かるだろうか?)
写真を撮ったがいまいちなので図解
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Fスプロケットを装着して、リアタイヤをセットしてチェーンを掛けたら・・・
 
フロントスプロケットが傾いたよ!!!
 
そもそもオフセットスプロケットはカウンターシャフトに対してチェーンの引っ張る力が垂直にかからないからスプロケットが多少傾くだろうなとは思ったが、これは酷い!絵は大袈裟だが嘘ではない。なんたってバイクを押すとスプロケットから
 
『ゴリゴリゴリゴリ・・・・』
 
と音がする有様vvvv
エンジン側のカウンターシャフトが磨耗して傾くののかと思ったが、ノーマルスプロケットでは振れない。ってことはあからさまにこのオフセットスプロケットのスプラインの精度が悪いのだ。メス側のスプライン(軸の歯車みたいなやつ)はブローチ加工という製法で作るのだが、余りにもいい加減すぎる!!こんなスプロケットを使ったらすぐにカウンターシャフトが逝ってしまうので即廃棄!そしてもう一つ問題。
リアスプロケットを7mm外に出したことによって、スイングアームのリアサス取り付け部のネジがチェーンとギリギリ!!
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こりゃもう・・・
 
ギリギリガールズじゃぁーーーーーーーーーーーーーーー!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!ネタ古!
 
つー事から、スプロケットとスペーサーを国産大手のGクラフト製のオフセット4mmセットを発注。それがこれ!
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さすがに信頼のGクラフト様だけあってスプロケットはカウンターシャフトに取り付けても殆どガタがないネ♪
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取り付けのプレートも
 
『長い夜も安心♪』
 
と言いたくなるような(ならねーよ)バッチリフット感♪
フロントは問題なく収まった!次はリアだよリアに4mmオフセットスペーサーを取り付けるために専用のスタットボルトを入れる。さすがこいつもいい加工だ!
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そして~4mmのオフセットスペーサーを~~
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ん?あれ?・・・・おかしいぞ????はまってるように見えるが、乗ってるだけ?!なんだこりゃ?!
どう考えてもスペーサーが収まりきらない・・・よくよく見てみるととんでもない事が発覚!!
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お分かりになるだろうか?スペーサーに彫られた溝にホイールのリブが収まらなければならないのに、ホイールが側が規格外過ぎて
 
全然合わねぇーーーーーー!
 
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比べてみたらその形の違いは一目瞭然・・・・しかもホイール側の3つのネジ穴がスゲーズレまくってる・・・もう笑うしかねえ!!ただ、ホイールの穴位置ズレは3点のPCDは出ており全体的にズレているだけ。。
この時点でGクラフトのスペーサーはヤフオク行き決定♪さいならっきょ!
さて困ったぞっと!どうするか・・・・ワッシャでも噛ませて終わりにするか?それは危険すぎる・・・。後残った手段と財材料は・・・・7mmのスペーサー・・・・こいつだ、こいつを生かすしかない!!蘇れ!
『大は小を兼ねる』これだ!
7mmを4mmに削ってしまえ!
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(右がGクラフト製、左謎の激安スペーサー)
つー事で趣味が講じて買ったミニ旋盤に実装!
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本来ならばスローアウェーチップで削るのだが、残念ながら品切れのためクソバイトで削る。
そしてこれが完成(笑い
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4mm厚の即席スペーサー完成vvvvv
これをホイールに装着するのだが、本来ならばホイール側にスタットボルトを入れるのだが、Gクラフトのスタットボルトは長すぎて使えないため、SUSのM8×20ボルトで代用。
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これでとりあえず収まりました♪
ちなみにスプロケットは32Tです。実はエンジンが非力なのとフロントが無駄に15Tになってしまったため、そのトルク稼ぎで32Tを選択。(ノーマルは30T)
そして、表題のチェーンラインですがこのとうり!
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京都の和服美人のうなじを思わせるようなビシっとしたチェーンライン!
ステキだ!!!!!
サスの取り付けボルトのところもスッキリ逃がすことができた♪
 
ココまでのまとめ
 
3.50のホイールに120サイズのタイヤを履いたらオフセット4mmの組み合わせて逃がしてやるのが一番良い!
ただし、Gクラフトのリア側のスペーサーはハブによっては取り付け不可!中華系のオフセットスプロケットは
 
 
使い物にならん!
 
┐(´ー`)┌
 
次は~フロント周りを書きます♪
でわ~また!アディオス・アミーゴ!
 
(すみません、誤字脱字が酷いですねvv)