はじめに。
この世界には沢山の人がいる。
頭の中を覗くことができない。
誰がどう思っているのかなんて、
誰にも分かることではない。
私がどんな思いで日々をすごしているのか、
それは私しかわからないこと。
けれど、人は私の事を知ったように話すの。
そして私もそうなの。
あなたのことを知ったように話すのよ。
私もあなたも同じ。
そして時々、応援したり
支え合ったり、
そして時には、マウントを取り合ったり、
貶したり、誹謗したり。
色んな感情が入り混じる人生。
私はずっと生きづらかった。
ずっと、ずっと生きづらい。
今もそれは抱えている。
けれど、
間違いなく言えるのは、
今の自分を好きになることが、
私の生きやすさなんだということ。
そのことを体感した時、
知った時、
私の心はあたたかくなった。
あぁ。。
生きてて良かったな。
これからも、生きたいな。
そう思った。
だから私は残したい。
自分自身がどう歩んできたのか。
私のために残したい。
どんなに思っていても、どんなにわかっていても、
その人が経験しているのか、未経験なのか。
話す言葉の重みや、伝わる深さが違うから。
マウント取ってんじゃないよ。
そう思われるのが嫌だから、
(嫌われたくないという思いから)
私のこれまでの話は言わなくていいんじゃない?
そもそも必要?
今が全てでしょう?
そして、今はあのころとは違うことや、
今はどうなん?
そうやって自分を突っ込みまくり、
頭の中のエゴが大きくて
何も発信できなかった。
でも、もうそんな自分からは卒業する!って決めた。
私は私の人生を誇りに思うし、めちゃくちゃ頑張ってきたと思う。
それに楽しんで生きてきたと心底思ってる。
私は私の人生が大好きだ。
その全てを書き出す。
それがこのブログ。
だから私の経験を話す。
実体験を話す。
どんなことを経験してきたのか。
どう感じてきたのかを
どんな人生をこれまで歩んできたのかを
ここで残す。
拙い文章だけど、私の思いをここに吐き出す。
それは誰のためでもない。自分のために。
さぁ。今までの全てをアウトプットするよ。準備はいいかい?
始まりだ!!!
私はyuka。
もうすぐ39歳になる。
結婚して14年が経ち、愛する旦那さまと、もうすぐ1歳になる息子がいる。
両親は幼少期に離婚していて、私が中三の時、母親は再婚した。
わたしには父が2人いる。
実家は伝統工芸を先祖代々している家元。
父と母が結婚した時は、後を継ぐために父は婿養子だった。
地元の中学の一年上の先輩だった父のことが大好きだった母。
中学から2人は付き合って結婚した。
母が23歳の時、私が産まれた。
父は母の実家を継ぎ、
ト○○の社員を辞めた。
25歳で社長だ。
商工会議所の青年団に入り、毎晩付き合いにでる。
私が物心ついた頃の記憶は
父はいつも帰宅してすぐシャワーを浴びてアラミスの香りをさせて外出する。
『お父さん、今日もお出かけ?』
父にそう聞く私。
『うん。ちょっと付き合いで出てくるね。』そう言っていつも夜は居なかった。
時々父が家にいる時、嬉しくてたまらなかった。
『お父さん、今日は家にいるの?』
『今日は家にいるよ。』
『やったーーー!』
私は喜んで父に飛びついた。
私の父は身長183センチ。イケメンだ。
子供ながらに自慢のお父さんだった。
地元でも有名なイケメンだ。
(今ではイケメンというが、父の年代ではイケメンではなく、男前で通っていた。)
私は父と母が大好きだった。
三人で川の字でテレビを見ている時間が幸せだったことを覚えている。
2人の間に私。
CMの間は時々、母がコチョコチョをしてくる。
私は『やめて〜っ』と、大笑いしながら身体を動かす。
父に抱きつく。
父は私にチュウをしにくる。
母も私にチュウをしにくる。
あぁ。幸せだ。
子供ながらに幸せを感じていた。
父が商工会に入っていたから、
毎年クリスマスにはホテルの会場でクリスマスパーティーがあった。
父、母、私の3人で参加した。
背が高くて男前な父。
可愛い母。
私の母も可愛いんだ。
私は母を誰よりも可愛くて自慢の母だと思っていた。
3人で居ると、
『3人兄妹みたい。』と言われるほど
3人、顔がそっくりだ。
顔が似てるねって言われるたびに嬉しかった。
お父さん、だーい好き。
お母さん、だーい好き。
私にとって本当に自慢の両親。
私にとって、本当に幸せな時間。
いつまでも、いつまでも
この時間が続いていくものだと思っていた。
ずっと、親子3人は一緒にいれると思っていた。
ある時。突然はじまった。
私にとっては突然の出来事だったけれど、
母にとっては前からわかっていたことだった。
ある時、夜中目が覚めると
寝ている隣の部屋の電気が明々と点いていて
そこにはクッションに座った父が
何かを読んで固まっている姿を
私は眠い目を擦り眺めていた。
周りを見渡すと、母がいない。
隣で寝てるはずの母がいない。
父のいる部屋にも母の姿は見えなかった。
咄嗟に心がざわつき、
父の隣に歩み寄る。
『お父さん、どうしたの?お母さんは?』
すると父は、
『何もないよ。大丈夫。寝なさい。』
そう言って私には何も話さなかった。
その時、父が手にしていた紙を
私は見逃さなかった。
母が父に向けて書いていた手紙だ。
内容を見る前に、父はすぐ手紙を折りたたんで見えないようにした。
私は母のことを気になりつつ、手紙の事も気になりつつ、眠りについた。
朝起きて一階に降りたら、
台所にいつも通り母がいた。
良かった。お母さん居てた。
父はもう、仕事に行って居なかった。
早いなぁ。。そう思った。
そぅ。
この時はまだわかって居なかった。
父にもう、しばらく会えないなんて。
思っても居なかった。
(つづく)