― 食べる、歩く、また食べる ―

― 食べる、歩く、また食べる ―

――屋久島・安房にある、南国酒場Amara店主のブログ。世界の街角で出会った料理を紹介―

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マレーシアにはインド料理のお店も沢山あります。店員はもちろんインド系住民であることが多いのですが、実際にはインドで食べるインド料理とはだいぶ違い、インド系マレーシア料理としての独自路線を進んでいます。サラッとしてスパイシーで爽やかな南インド風のカレーもあれば、甘い醤油(ケチャップマニス)とスパイスで煮込んだ黒いマレー風カレーもあります。ショーケースに沢山並んだカレーの中から好きなものを好きなだけ取り、店員がそれを見て値段を決めます。メニューからロティ(マレー風ナン)やナシゴレン(マレー風チャーハン)を注文することも出来ます。値段がリーズナブルで24時間営業の場合も多く、地元民の憩いの場のような存在でもあり、ロティとミルクティーだけで長いことお喋りして時間を過ごす人達も良く見かけます。

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ほとんどのお店がオープンエア。店員はイスラム教徒のインド系マレーシア人(ママックと呼ばれている)なのでお酒、豚肉は置いていない。

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カレーはこのようにセルフサービスで盛り付け。盛り具合を見て店員が値段を決める。

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ごちゃ混ぜご飯と言う意味のナシ・チャンプルー。5種類で7リンギ(約¥210)

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ロティ・チャナイ。生地をまず薄ーく伸ばしてから折り畳んでクレープの層を作り、鉄板で両面を焼く。

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ダル(豆のカレー)付きで1リンギ(¥30)


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泡立てた甘いミルクティー(テ・タレ)
2リンギ(約¥60)

こちらはマレーシア、ただいまボルネオ島のクチンという街に滞在しています。日系企業の英語通訳ということで仕事を頂き、1月から3月の約2ヶ月と少しの間をこの街で過ごしています。

マレーシアの国土は大きく2つに分けられ、1つは隣国タイと陸続きの西マレーシア、そして海を隔てたボルネオ島の東マレーシア、今回の滞在はボルネオ島です。島の大部分がジャングルで、オラウータンの聖地。そして今は雨季ということもあって毎日必ず雨が降り、湿気も梅雨時の屋久島と比べても負けず劣らず。

乾燥した冬の日本を出発してこの島に降り立った時には、まとわりつく熱気と湿気で頭から爪先まで一息でトリップです。

マレーシアは多民族国家、ここクチンでも凄い文化の入り乱れようです。ボルネオ島原住民族のダヤク族、そしてマレー系、中華系、インド系。各民族はそれぞれ別の言語で会話し、民族間の共通語としてマレー語を使うようです。

多民族ということはそれだけ様々な文化があり、習慣があり、食生活があります。
今回行ってきたのはダヤク族のお店。ボルネオ島土着の勇敢な戦闘民族として名を馳せてきたダヤク族。今ではもちろん戦闘はしていませんが、民族の証として代々伝わる伝統的なタトゥーを入れている男性も数多くいます。

ダヤク族のスタッフにスモークハウスと呼ばれるBBQ屋に連れていってもらい、伝統的な料理を食べてきました。

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スモークハウス、週末は大賑わい。

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竹の筒の中に魚や肉などを入れ、炭火の窯で蒸し焼きにして食べます。

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この窯の中で調理。後ろに見慣れないモノがぶら下がってます。

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こちらは直火でBBQ。豚肉、ナマズなど。

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竹筒で香草蒸し焼きのナマズ。レモングラスの香り、身がホックリしていて美味。

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一緒に働くスタッフたち。スタッフがペットボトルで持ち込んだ自家製酒ランカオを回してだいぶ上出来。ランカオは日本酒よりも少し強くてフルーティー。

トカラ列島の諏訪之瀬島から詩人ナーガが屋久島に来ることになり、今年もAmaraでのイベントが決まりました。毎年恒例のこのイベントではナーガの詩の朗読、それに合わせて店主がシタールを弾きます。

今年は「民族音楽」ということでさまざまな民族楽器奏者もゲスト出演し、昨年より一層音楽も楽しめるライブとなります。

 

ポエトリー・リーディングという60年代のビートニク文化を代表するアート形態で、ナーガ自身が自作の詩を朗読します。新作詩集「地球によりかかり 笑っています」が出版されたので新作の朗読もあります。詩人自らの言霊で感じられる詩の世界はとても魅力的です。さらに独特な民族音楽の世界との共鳴。今年も楽しみです。

お時間のある方、ぜひお越し下さい。

 

◆2015/08/29(土)

◆open 18:30 start  19:30

◆charge おこころざし

場所:南国酒場Amara

TEL:0997-46-2384
 

※当日はライブ限定メニューです。
※新作詩集等の販売もあります。
※台風で諏訪之瀬島からの船が欠航となる場合、イベントは中止になります。(お店は通常営業です)

 

*プロフィール*

◆ナーガ (長沢哲夫)

詩人。60年代、新宿ビートニクス「バム・アカデミー」、コミューン運動「部族」の中心人物としてゲーリー・スナイダー、ナナオサカキ、山尾三省らと出会う。

その後、諏訪之瀬島にコミューンをつくり、定住する。以後トビウオ漁師、百姓、詩人として生活し、現在に至る。

 

◆shoheigh

Amaraの店主。インド生活にてシタールと出会う。

 

GUEST

◆TAKASHI(カリンバ)

◆KAI(タブラ)

◆SHOGO(ディジュリドゥ)