かなえ・あき・みどりからのメッセージ | アマノバイオリンスクール

宮古島初のOG

かなえ本人も言っている通り、

東京時代のOG

あきとみどりがいつもいてくれたから

かなえが育った部分があります。


3人共、

コンサートを手伝いに来た時に

その行動で、現役を感動くれます。


自分たちがここで何を学んだか

後輩に何を伝えたいか

行動で示します。


本当ににありがとう。


では、3人からのメッセージをお読みください。


かなえ(大1 OG)

 今回のコンサートは、初めてOBとして後ろで演奏させていただきましたが、隣や前から聞こえる力強い音に、何度も感動しました。

 前で弾いていたときには分からなかった、後ろで全力で弾ききることの難しさを実感し、それをしていた後輩たちは本当にすごいと思いました。

 

 久しぶりに弾いたチャイセレは、とても新鮮でした。

 あやねともえが、本当に頼れる先輩(仲間)になっていて、私はその大きな後ろ姿にしっかりとついていくことに集中するだけでした。

 

 このように頑張っている後輩たちに囲まれて終えたコンサートの後に思うのは、このオケのためにもっと出来ることは何か、またその出来ることを全力でやろうということです。

 前回のコンサートで裏方をさせていただいた時にも、同じようなことを思いました。ジュニアオケの子供たちの真剣な態度は、たくさんの人の心を動かす力があるのだと思います。

 そして、この「ジュニアオケの子供たち」が「宮古島のこどもたち」となるための、良い働きができる大人になろうと思いました。


  大学生になって、私は宮古島出身であること、そして宮古島ジュニアオーケストラの団員であったことが私の中で確かな誇りになっていることに気づきました。

 私には支えて下さる方々がいること、ともに真剣に頑張った仲間がいること、頼もしい後輩がいることが、私の心の支えとなっています。私が宮古島が大好きな理由が、奇跡のようなありがたい出会いをさせてもらったことであるように、本当に素晴らしい経験をさせてもらったこのジュニアオケが大好きです。

 コンサートに参加させていただき、本当にありがとうございました。


あき

 今回もコンサートに参加させていただきありがとうございました。


 

 みんながそれぞれジュニアオケの中で自分の役割を考え、感じて、それを果たすために一所懸命努力しているのがすごく伝わりました。

 

言葉が適切かわかりませんが、宮古島ジュニアオケは今の上級生だけのものではなく、メンバーが変わったとしても、長く続いていくのだと今回強く確信した感じです。

 

私はもう普段楽器を弾く事がほとんどないので、どんどん上達するみんなに混ざるのは毎回不安と緊張がありますが、いざ入るとみんなに引っ張られ、思いっきり楽しく弾くことができます。安心感は毎回高まる感じ(思い切りすぎてたらすみません)

 今回特に宮古島は行けるかどうか、行くかどうか迷いましたが、参加して本当に良かったです。

 お腹の赤ちゃんは元気に動いているのがわかるようになりました。

 コンサートの時はわからなかったけどノリノリで踊っていたのか、静かに聴いていたのか…


みどり

 8月の東京のコンサートで1年ぶりにジュニアオーケストラの音に触れました。

 久々に見る練習でのみんなの表情は、その瞬間に集中して真剣だけれど、次に起こることにワクワクしたり、自分たちがどこまで出来るのかを期待している・・・とても美しい顔でした。

 私はいつもその“最初のひと目”でグッッときて、そして身が引き締まります。


 私は東京にいて普段の練習を見ることはありませんが、本番直前の今回の練習を見ていて思ったことがあります。

 練習や、個人の努力の先に結果はありますが、「頑張って練習したらこんな演奏ができました!」というのではなく、演奏という形になる結果を個々が思い描いて、それをメンバーで共有し、そこに向かって逆算して必要な行動をとる、という合奏練習の意識がとても高くなっていました。


 前に座る上級生は今までもそうでしたが、それがジュニアオーケストラ全体の練習のスタイルとして確実に定着しつつある印象を受け、本番でのチャイセレで実感しました。

 チャイセレはもう何回も本番で演奏している曲ですが、聴き慣れることはありません。

 それはみんなが弾き慣れることがないからでしょう。

 曲に対する理解が深まり、アンサンブルの怖さも孕んだ絶対的な信頼の上で成り立つ駆け引き、本番の醍醐味・・・経験を重ねることで個人の出来ることが増え、一人ひとりの占める割合がどんどん大きくなり、ますます濃い、でもよりシンプルで全体が見渡せるような演奏になっていて、演奏者に対して羨ましくもあり、自分がそこに弦楽器で参加できたらどんなに楽しいだろうかと思わされる演奏でした。

 本番中、舞台袖でチャイセレを聴きながらその演奏に合わせて左手と右手の弓を動かしてエアバイオリンしている子も、いつも練習を近くで見ている子供たちもきっとそういう気持ちだなのだと思います。


 そして今回とても感じたのは「続けること」の意味です。

 最初からかかわってきた上級生が裏方も経験して、今年は演奏に駆け付けました。

 進路を決め、受験、進学、キャンパスライフを経て様々なことを感じ、学ぶ日々だと思います。

 そして前とは違う立場で参加していました。

 練習以外で後輩たちに対してそういう緊張感は見せませんし、言葉にして示すこともしませんが、その心構えや団に対する想いは、演奏とコンサートに対する姿勢に全て込められていたと思います。

 それをちゃんと受け止め、お互いに認め合う仲間との関係は続けてきたことの証なのだと思います。


 毎回のコンサートでその都度成果を残していますが、今回は練習一つ取ってみても大きな意味で今まで創ってきたものの上に今のジュニアオーケストラがあるのだと改めて感じました。

 そしていつもながらその中に参加できることを本当にしあわせに思います。


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