笑の大学

January 10 [Mon], 2005, 10:45
久々に映画へ。
三谷幸喜さんの「笑の大学」
他の人が笑わないところで笑ってしまいました。
別所哲也さんがすごい真面目な役柄で、表情できょとんとしたところが
すごく面白くて。すごく印象に残る映画って何日たっても頭の中に残っていて、すーっとイメージが浮かんできますよね。

私が東京に出てくるちょっと前、福岡でCM十六茶 博多ラーメン編に参加させてもらったのですが
そのCMのメインが小林聡美さんで、ちょうど三谷さんとご結婚された頃で、おめでとうございますと
みんなで言いました。手帳にサイン書いてもらってね。
そのころ私は手帳にぎっしりこれからの芸能に対する夢と、毎日歌の練習に明け暮れて、歌った時間など
赤できっしり書いていてその手帳を他の人に見られるのは恥ずかしかったのだけど、スタッフの方に
お渡ししました。
そして、私と聡美さんが身長が同じだったこともありスタントもさせてもらって
ロケバスに帰ったとき、この赤い手帳だれの?とスタッフの方に言われて、はい。私のです。
といったところ「絶対なれるからね。がんばってね」と声をかけてもらったのでした。
そのとき涙ぐんだのを覚えてます。
年に2回歌の学校の全国大会で来ていたのだけど、いつも山手線の目黒⇔恵比寿間の白いこちらは
目黒⇔恵比寿と書いてある看板を見るたびに東京にきたなぁと思っていたものでした。
それをひさびさ昨日みました。あのころの気持ちを想い出しました。
あのころとはすこしずつ夢の形が変わっていってるけれども、いつまでも何かに夢中になれて
目がキラキラしている人になりたいと思います。

昔、「僕はその夜多くのことを学んだ」という本を読んだのを思い出して、読み返しました。
こうなったらどうしよう。と思ったら、何も前に進みませんものね♪