こちらは茨城県つくば市の小貝川のほとりに
鎮座されている金村別雷神社さん。
真っ白で大きな鳥居が印象的です。
小貝川という川にかかった
祝雷橋という橋からすぐです。
伺ったのは昨年の春。
桜の蕾がほころび始めた頃だったので、
3月の後半だったと思います。
拝殿。
大きく立派で素朴な印象が
とっても素敵な社殿でした。
雷といえば龍神さま🐉、でしょうか😊
境内社。
本殿囲い✨
社殿は石垣が積まれた上に
建てられていました。
頑丈に石が積まれているので
なんでだろう? と
右側、川のほうへ歩いてみると、
ホントにすぐそこ数メートルが河川敷!
だったのです。
ホントに川が近いのです。
なるほど……。
もちろん社殿の建っている場所は
河川敷よりも高いのですが、
川の流れや地形からすると、
過去に氾濫したことがあって
浸水したのかも……🙄と思いました。
なので人々は考えて、
できるだけ本殿を守ろうと
石を積んで防御したのかもしれません。
その後、幸運にも宮司さまに
お話を伺う機会をいただけたので、
上記についてお尋ねしたら
やっぱり浸水対策とわかりました。
本殿の裏手(写真を撮っている後ろ)に
広々とした大きな窪地があったので
池が干上がったのかなと思っていたら、
その窪地も、川が氾濫した時のために
逃げ水として造られた
人口の窪地とのことでした。
昔、神職の方や氏子さんたちが
どれだけ神社を大事にされて
守られていたかがわかりました😌
お話が聞けてありがたかったです。
社務所から拝殿への渡り廊下✨
拝殿。
中に入れていただき、
ゆっくり拝見できました。
じっくり鑑賞できて嬉しかったです。
屏風絵、天井絵は今は亡き前宮司さまが
すべて描いたものだそうです✨
天井画は植物🌿や鳥🦆が
生き生きと描かれていて
素晴らしかったです。
そしてこの愛嬌のある
可愛らしい独創的な龍🐉の絵も
前宮司さん作でした!
いろんなところに
龍さんがいます🐲
どちらかというと、
龍の強さや猛々しさよりも
タツノオトシゴやナマズのような
やわらかなイメージかも?
でも、可愛らしくって好きです😊
前宮司さんは宮司になる前は
画家をされていたとのことなので、
これだけ絵やデザインセンスに
長けていらっしゃったのかも。
あまりに愛嬌があって
可愛らしい龍🐉さんなので、
御朱印と判をいただきました✨
境内は清掃されてきれいでした。
参道で守っている
立ち尾の狛犬さんたち。
お顔が崩れてしまっていますが、
物理的なことなので
狛犬さんにはきっと関係ないかも。
やっぱりちょっと痛々しいですが💦
拝殿に近いところにいらっしゃった
狛犬さんたち。
こちらの狛ちゃんは流れ尾。
参道で浸水にも耐え(てきたかもしれない)た
力強い樹木🌳たち。
今も境内を守られているのだと思います。
拝殿で絵画を味わう時間を過ごせて
渡り廊下も歩くことができて、
いろんなお話を伺えたりと、
こちらの神様と宮司さまには
心から感謝でいっぱいです。
お時間を割いていただき
ありがとうございました🌿