平泉白山神社さん😊
泰澄大師という方が白山の神様から
ここが聖地との神託を受けて、717年に
社を築いたのが始まりだそうです。
昔から白山平泉寺と呼ばれていましたが、
実際は最初から神社として神様が
祀られていたそうです。
鳥居をくぐると左側に社務所がありました。
社務所も森に溶け込んでいて
雰囲気があります。
はあ──本当に美しい参道です✨
左側にあった説明書が面白かったです。
絵馬の馬🐎が絵馬から抜け出して、
夜な夜な境内の草を食べていたことから
馬のために、ここだけ草を刈らずに
残しているのだとか😊
確か千葉県の下総の神社でも
馬が抜け出して草を食べるという
民話がありました。
微笑ましい馬🐴さん😊
木々の間の長い長い参道をまっすぐ行くと
鳥居が見えてきました✨
どうやら道が分かれているみたい。
変わった形の鳥居でした。
上部はまるで兜のよう🤔
ここで道はみっつに。
真ん中は社殿へ、
左が越南知神社、右が三之宮。
迷わず真ん中を進みます。
拝殿、最初の感想は、
わあ〜ぼろぼろ……というものでした。
木材もかなり痛んでいましたし、
扉も開いていないので、
前を歩いていたバスツアーの方々は素通り。
本当に白山神社の拝殿? と
周囲をぐるっと歩いてみました。
説明書によると、現在の拝殿は
江戸時代に建てられた簡素な造り。
元々の拝殿や本殿、たくさんの摂社末社は
1574年に起きた一向一揆の際に火を放たれて、
すべて燃えてしまったそう……。
燃えてしまう以前は正面が四十五間ある、
当時の日本では最大の拝殿だったそうです。
建てられていた場所に礎石が残っていて、
確かに、本殿前の石段下に
どっしりと構えていたんだなあと
想像できました😌
この拝殿の中に、
あの、抜け出る馬の描かれた
絵馬が奉納されているそうなので、
できるものなら見てみたかったなあ😳
拝殿を後ろから。
本殿へは拝殿の裏手の石段を上がります。
昔は渡り廊下で繋がっていたのでしょうか。
当時なら、神明遊止のご神域✨なので、
私たちは通れなかったところなのかな?
石段を上がって本殿へ。
越前藩主の松平重富公が1795年に
再建されたそうなのですが、
質素なのになんとなく華やかで綺麗な
とても繊細で美しい建物でした。
ツアーの方々がはけるまで、
しばらく周りを歩いたり
境内を眺めたりしていたので、
本殿前だけでも30分くらいいたかも💦
やがて賑やかな人の波が引いて、
しんとしずまり静かになった本殿で
ゆっくりとご挨拶を差し上げました。
とにかく気持ちのいい気配の漂う、
癒されるところでした。
装飾彫刻も素晴らしい!
拝殿前の龍さん🐉たちは
丸太のそのまま彫った丸彫りだそうです。
完全な立体の竜🐲なので、
まるで生きているようでした✨
かっこいい!
⬆️昇竜、⬇️降竜🐉
本殿の周囲はどこも心地のいい
優しい気配と風が漂っていたのですが、
どちらかといえば
この写真を撮った位置辺りから、
右側の通路と、
通路先に鎮座している別山社⬇️の前までが、
〝無音〟の気配と風が漂って、
そっと静かにくるまれるようで、
ありがたいなあと感じる
とても落ち着く場所でした。
ここは澄んでいて心地いいです😌
まだまだゆっくりしていたいなあと
後ろ髪を引かれつつ先に進みます。
丁字路にぶつかった左手は大楠公墓塔と、
そのずっと奥に三之宮へ続く道がありました。
とっても美しい道だったので……、
三之宮まで行こうかどうしようか、
すっごくここで悩んだのですが、
流れてくる雰囲気が
ここの空気とは違うように感じられて
今回はやめました。
緑の苔が太陽の光に生き生きしていて
境内はキラキラの美しさ✨🌱
ここにはたくさんの多種多様な
自然霊さんがいそうです😳
そして守られている……。
心を洗われるような境内を眺めながら、
最後に本殿左側に鎮座している
本殿や別山社よりも低い、
離れた場所にあった越南知神社にも
ご挨拶を差し上げました。
白山の三山の神様を祀っているのだそう。
本殿のある場所は石垣で
しっかり組まれています。
静謐で清らかな空気は、
最初は鳥居を入った時に
わあすごい〜と強く感じたのですが、
こうしてご神域を歩いてみると、
本殿の周囲がいちばん清らかで清浄で、
本殿から離れるにつれて
薄まっていくのを感じました。
越南知神社のある辺りは端だからか、
境内の奥に位置していても神聖な気配は
あまり感じなかったように思います。
明日は狛犬さんと光の写真をあげて、
平泉寺白山神社さんを
終わりにしたいと思っています😌✨
写真ではなかなか清らかさは
伝わりにくいのかなあ。
美しいもの、静けさが好きな方に
おすすめの神社です。
やっぱり朝いちばんにこちらに来て
よかったなあと思いました。
神社は朝早めが気持ちいいですね😊✨