昨日に続きます。




本当にきっかり1時間後に

救助隊の方々が登ってこられました。


暗くなりはじめた山の中で

鈴の音や人の声、足音が響いてきて、

オレンジ色の服が見えてきたとき、

まるで頼もしい神さまたちに

出会えたようにホッとしました。


日の落ちた山道をライトで照らしながら、

友人を乗せた担架を数人で支えて

少しずつ小さな歩幅で下ります。

安全確認をしながらも

皆さんてきぱき素早く淡々と冷静で、

すべてに感動するばかりでした。


なんと、たったひとりの怪我人のために

約20人もの方が救助にあたって

くださっていました。

低山とはいえ山の装備……。

通報から人員を集めて用意して、

一般道を車を走らせて

それから山を登る……。

1時間でも速いくらいだと思いました。


山を降りたときには

辺りはすっかり日が落ちて、

真っ暗な闇が広がっていました。

その上まだ山の中。


王女はびっくりしました!

消防車🚒が3台も!

パトカー🚔に救急車🚑、

なんと合計5台も停まっています!

ひとりを救助するために、

これだけの人員を必要とすることを

初めて王女は知りました。

申し訳なさとありがたい気持ちで

降りてくる皆さんに頭を下げました。


低山でもこれだけの装備を持って

向かうのですから、高山の捜索や救助は

どれほどご苦労だろう、大変だろうなと

しみじみと感じました。

ありがたいことですね……。


皆さん最初から病院に到着する最後まで

王女にも優しく声かけしてくださって、

本当に安心できました。



その後、救急車で病院に運ばれ、

CTを撮ったその後の検査が終わり、

入院する友人とわかれて

王女はひとり帰ることになりました。

病院から駅まで歩き、

電車に乗って自宅に帰り着いた時には

深夜になっていました。


体は元気で足もなんともなかったのですが、

精神的には疲れていたようで

横になった途端に一瞬で

眠ってしまったみたいです😌

ブログを書こうと携帯を持ったまま💦

気づいたら朝でした。



王女は基本的にはひとり行動が多いので、

携帯の充電がなかったり、

電波が繋がらない場所で

怪我をして話ができなかったりしたら、

ひとりだったらどうしたんだろうと

考えてしまいました。


さらにこれが冬だったら、

真っ暗で寒い中で救助を待つのは

さぞかし心細かったでしょう。

ふたりでよかったです。


今回警察の方にアドバイスを

いただいたように、


・山用のアプリを携帯に入れておく

・ライト、食料は必ず持つ

・登山届は必ず出す

・ルート選びと時間に注意する

・家族に大体の場所を告げておく


など、これから山に登るときは、

できることは実践したいと思います。

日頃から体力も鍛えておくとかも。



趣味を安心して楽しめるのも、

たくさんの方が

尽力を尽くして見守ってくださっている

おかげ、でした。

それに改めて気づかされた

出来事でした。


今回、

たくさんの方に助けていただいたことに

本当に、心からとても感謝しています。

ありがとうございました❗️



友人も入院することになったものの、

命に関わる怪我ではなかったことに

神さまや守ってくださっている皆さまに

感謝でいっぱいです。