王女母の父、祖父から聞いたお話です😉

 

王女母の家族はとても山深い集落の山の中で、

暮らしていたそう。


現在は綺麗な住宅地になっていて、

大きなショッピングモールやスーパーもあって、

鉄道も通り山はなくなった場所ですが、

母が子供の頃は山しかないところで、

小学校まで歩いて1時間かかったとか……😵

 

そんな土地で、

祖父が友人の家で飲んだ後、

家に帰れなかったことがあったそうです。

 

友人の家は同じ集落にあって、

夜遅くでも歩いて帰れる距離でした。

祖父は酔ってはいたものの、

しっかりとした足取りで家に向かいました。

 

細かい部分はイマイチ覚えていないのですが、

提灯🏮? ランプ🪔?

そんな何かを片手に持って😊

 

 

祖父はとりあえずは無事に家に帰り着きました🌸

しかし中に入れない。

家の周囲をぐるぐる回るだけ……。


 

家族に助けを呼ぼうと声を張り上げても、

なぜか誰も出てこなかったそうです。

 

夜の闇の中、

ぐるぐる家の周りを数えきれず回り続けて、

いつしか祖父は疲れ果ててその場で眠りました。

その、眠り落ちぎわに見たものは、

狸🦝の姿──。

 

祖父曰く、

「ムジナに化かされて家に入れなかった!」

と🤭💦

 

祖父はとても怖かったそうです。

すぐそこに自宅も近所の家もあるのに、

なぜか声が届かない、

家に入れないことに……。

 

 

王女は幼心に、

え、ムジナって生き物がいるんだ……💦

どんなの? 怖い😖❗️ とびっくりして、

興味深く祖父の語りを聞いていましたが、

のちにムジナ=狸を指していたと知って、

ちょっと笑っちゃいました😓

いやいや狸、化かせないでしょ、って🦝🍃

 

祖父は信じていたようですが、

時空の歪みとか、次元の間みたいなところに、

入り込んでいたのかなあ?


──単に酔っ払っていた説もあり😳💦