「千の風になって」の歌詞にもありますが、
お墓の中に亡き人は眠っていません。
すでに新しい世界にポジティブに旅立っています
*成仏できていれば……
コンクリートでできた、
お墓の中に残っているのはカルシウムのかけら。
誰もいません。
お墓の中にはいませんけど、
3次元から去った後も、
こうして会いに来てくれているんだなあ、
大切にしてくれているんだなあ、
お墓もきれいにしてくれてるんだな、と、
亡き人々は覚えていてくれることを、
喜んでいらっしゃいます
「想」えば一瞬でそばに来てくれるので、
亡くなった方にとっては、
お墓は必要ないんだろうな。
肉体も時間も距離もないですから
ただ、生きている人間にとっては、
死者と向き合える拠りどころなのだろうな、
「お墓まいり」が必要なのだろうな。
仏壇ではなく、お墓に行くことで、
会いに行く、話をしに行くような、
誰かに話せずに心にわだかまっていたことも、
墓石に向かってなら、
「あのね〜こんなことがあってね〜」
気負いなく語れるような、
ひとり静かに心を整理できる……
お盆やお彼岸や命日には、
私たちが想う思念をキャッチして、
近くに戻ってきてくれています
心の何処かに亡き人への想いがあれば、
お墓まいりをしなくても、できなくても、
あちらの方は広い心で受け止めてくれている気がします
でも、
やはりご先祖さまがいらっしゃったから、
今、王女やみんながこの世に存在します
感謝の気持ちとご報告をかねて、
お墓まいり、行けたら行ってほしいです
*報告しなくっても向こうは瞬時に知っているだろうけど
樹木葬