やっと読めた。
川島なお美さんとご主人の共著、
『カーテンコール』

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驚いたのは川島なお美さんの
凛とした強さと信念。
そして深い愛。

想像してたような
闘病記とちゃうかった。

あくまでも、
自身の体験を基にした
癌を患う方への心構えやアドバイスで、

様々なセカオピや
代替療法などを辛辣に正直に
リポートしその費用まで記載してて
わかりやすく読みやすかった。

色んな医師の事を
バッサバッサと斬るのは
読んでて面白かったわ。

斬られた医師はちょっと
お気の毒やけど滝汗

例のM医師の事にも触れていた。
最初はM医師の著書を読み漁り
感銘していたという彼女だが
M医師のセカオピを受け、
その後M医師の的外れな診断が判明。
その後様々な治療法を試す中、
こんな思いを持たれてたよう。


『ただただ放置し、
あきらめて天命を待つのが一番賢く
穏やかな生き方という理論。

経験者としてはそれがすべて
正しいとは思えません。

がんと診断されたら
放置するのではなく、
その対処いかんでより健全で、
充実した生き方が待っている。
それは、私ががんになってみて初めて
わかったことなのです。

がんと診断された皆さん、
決して「放置」など
しないでください。

まだやるべきことは
残っています。』

私が実際に感じた感想と
同じ想いになられたんやなぁと
親近感が湧いた。

そして噂の
『ごしんじょう療法』のことも。

純金の棒で、
身体に溜まった邪気を
こすりとってく療法で
1時間一万円だとか。

身体に溜まった電磁波を
抜いていくことで、血流障害を
正常に戻し、邪気を取り払い、
健康体に近づけていく。

様々な患者さんに
すぐさまなんらかの光が見え、
小さな奇跡が毎日起こるねんて。

残念ながら彼女には
奇跡がおきひんかったんやけどな。

でも、先生から
ものすごいパワーを貰えたようで
それはそれで彼女には
プラスの治療やっんやろな。

ご主人があとがきで、
彼女にはこれまで貯めた
かなりの財力があるからこそ、
様々な治療法を試すことができたけど、
一般的な方には様々試すには
難しいであろうということを書いていた。

うん、難しい。
あれやこれや試してみたいけど
よう試されへんもんな。

身の丈で、
できる範囲で、
頑張るしかないもんな。

ストイックで
気高くて
愛に溢れた人。

こんなに頑張っても
財力が溢れてても
癌ってやつは手強いんやな。

私のゆるい体質改善なんて
ほんまお恥ずかしいわチーンタラー


カーテンコール/川島 なお美
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旦那が風邪ひいて、
私用の高価なビタミン剤が旦那に飲まれ、
どんどん
減っていくのが切ない天音に
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