つんく♂さんが咽頭癌で
声を失ったというニュースは、
私にとって衝撃的やった。

歌手である彼にとって
声を失うという事が、
どれほどの苦しみだったのか。

声を捨て
生きる道を選ぶまでの
彼の苦悩を思うと
胸が苦しくなり涙が出た。

母校の近大の入学式で見た
彼の表情には
言葉にせずとも
ここに立つまでの重みが
にじみ出てて感動すら覚えた。

そんなつんく♂さんが書いた本、
「だから、生きる。」を読んだ。

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この本は闘病記ではなく、
家族へのラブレターだと思った。

仕事仕事とがむしゃらで
体調管理は薬と点滴任せ、

時間に追われ責任に追われ
声の不調に気づきながらも
ステロイドなど対処療法で
ずっと凌いで来たつんく♂さん。

ひどい蕁麻疹で
身体がボロボロになった時、

ようやく薬からの脱却を図り
奥様の献身的なサポートで
化学調味料の断絶を決意し、

食を見直したことで
病状が回復するなど
癌の話以外にも
読み応えがありました。

奥様の存在と
お子様たちの存在が
今のつんく♂さんの
原動力になってることが
とても伝わってくる本でした。

私は声を使う仕事をしていて、
もし自分が声を失ったとしたら
今みたいな前向きでおれるかな。

正直自信ないな。
仕事が生きがいな私にとって
声を失うことは生きがいを奪われ
生活の糧を失うこと。

そう思うと
つんく♂さんが乗り越えてきた想いと
そして今、前を向いて歩いてる姿に
心からリスペクトを捧げます。

だから、生きる。 [ つんく♂ ]
¥1,404
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