久々に~
ちょっと 真面目な話でも書こうかなと ・・
(前回は・・・ いつ書いたか忘れたww)
ビタミンCを摂取することで、落ち込んだ気分を急速に改善することができるようだ。
カナダ・モントリオールのある総合病院、及び、レディ・デイビス医学研究所(LDI)が
実施した調査によると、ビタミンCによる治療が急速に急性の入院患者の情緒状態を
改善するという。
「ビタミンCとビタミンDの欠乏は、それぞれ精神障害との関連が開示されている。
そこで 「ビタミンC及び、ビタミンDが急患の情緒状態を改善するかどうか、
臨床試験で調査した」と国内科学会内分泌学の医師であり、
マギル大学の教授でもあるホッファー博士は語っている。
二重盲式臨床試験では、JGHから無作為選出された患者に、
ビタミンC、またはビタミンDのサプリメントを7~10日間摂取してもらった。
(患者も研究関係者も、どちらのサプリメントを摂取しているかは知らされていない。)
ビタミンCのグループは500mgのサプリメントを1日に2回摂取。
ビタミンCのサプリメントを摂取した患者は、
血液中と免疫システムの単核白血球のビタミンC濃度が増加し、
気分障害レベルが34パーセント減少した。
統計学的にも臨床的にも有意な情緒状態の急速な改善が得られた。
ビタミンDのグループは、1000IUのサプリメントを1日に2回摂取。
しかし、ビタミンDのサプリメントのグループでは、
血液中のビタミンD濃度が増加したが、気分に有意な変化はみられなかった。
これらの結果は栄養学ジャーナル「Nutrition」で発表されている。
「以前の研究では、急患の大半が血液中のビタミンCとビタミンD濃度が
正常値以下であった」と L・ジョン・ホッファー博士はいう。
急患の5人に1人は、ビタミンC欠乏によって生じる壊血病に匹敵するほど、
ビタミンCレベルが低いという。
しかし、ほとんどの医師が問題を認識しておらず、
患者はビタミン剤を与えられていないことが多い。
「ビタミンDを摂取した患者の気分に効果がなかったという結果は、
プラセボ(偽薬)反応がないという正当な証拠のため、
これは本当の生物学的効果だと考えられる。
ビタミンCの治療は安全かつ簡単で安く、主要臨床上意味を持っている可能性がある。
よって、我々の研究結果を元に他のセンターで更なる大規模な研究を進めることが
必要である」 と ホッファー博士はまとめた。
REFERENCES
Science Daily Friday 24 September 2010
U.S. National Library of Medicine National Institutes of Health
やっぱ・・・ ビタミンC は 大事ってことかな^^