「朝は忙しくて時間がないし、食欲もないから朝食は食べない」 なんていう方、いらっしゃいませんか?   朝食は、1日のエネルギー源として、とても大切です。   他にも、眠っている間に低下していた体温や血糖値を上昇させて、 体や脳の働きを活性化させる働きがあります。 睡眠中でも脳のエネルギーは消費されています。 朝食を食べないと、脳はエネルギー不足になるので集中力も低下し、 体力も低下します。 また、朝食を食べる事で、消化管の働きが活発になり排便を促したり、 食べ物を口に運び、噛んだり飲み込んだりといった食行為によって  感覚神経が刺激されて、体全体を目覚めさせます。 子供の朝食欠食がいろいろ問題になっていますが 子供だけでなく、成人にも多く見られます。 特に20~30代の男性においては、3人に1人が欠食しているそうです。 朝食欠食を続けていると、今は特に体に症状が出ていなくても いずれは肥満につながります。   私たちの体は、1日3回の食事から必要な栄養素を摂取しています。 朝食をとらないと、残りの昼食と夕食の2回の食事で 1日に必要なエネルギーを摂取しなければなりません。 そのため、一度に食べる量が多くなってしまいます。 一度に食べる食事が多くなると、 必要以上に血糖値が上がってしまいます。 血糖値が上がり、血液中に過剰になったブドウ糖は、 使われることなく脂肪となって体内に蓄積されるようになり 肥満につながります。 また、ビタミンやミネラルは、 もともと不足しやすい成分でもあるため、 1日2回の食生活が続くと、 慢性的に不足する恐れがあります。 ビタミンやミネラルは体の調節機能に役立つだけでなく、 炭水化物(糖質)、タンパク質、脂質の代謝を 助けるものとしても重要な成分です。 これらの代謝がうまくいかなければ肥満になりやすくなります。 肥満は、様々な生活習慣病と関連しています。 生活習慣病を予防するためにも、 朝食をとり、規則正しい生活を・・・。     私は時間がなくても必ず朝食は食べています。 健康のため、というか・・・食い意地が張っているっていう感じも(笑