昨日の出来事は我ながら貴重な体験だったので、これをブログの記事にしなければ
何をするんだ!ってお話ですから書いてみようと思います。


最近文章を書き出すとどうしても簡潔に、読まれる方が理解しやすいように整理して

書くことが出来ずに、やたら長々くどくどと説明たらしくなってしまい文字だらけになる

傾向がありますので端折って、出来るだけ状況とその時の心の機微を簡潔にお伝えしたい

と思います。(これが長いちゅーねん!)


仕事で和歌山県田辺市に師匠のN氏と向かう電車は天王寺駅から乗り込んだ黒潮号。

T先生との打ち合わせを終えて帰りに選択したのが紀伊田辺駅3時40分発の黒潮24号。


天王寺駅の時は晴れていたのに田辺市では冷たい雨が降り続いていたので、そのうち

雪に変わる気配はしていたけど、紀伊田辺駅を発車した黒潮24号が1時間程順調に

走行する窓から見える景色は案の定、雨が真っ白な雪に変わっていきました。


「線路の前方の竹(笹)が線路に覆いかぶさって危険な状態なっております。」の

車内アナウンスの声が聞こえる1分前に黒潮24号は突然停車した。


同じようなアナウンスを断続的に数回聞きながら、携帯電話をいじってると約50分間停車後

「ゆっくり進みます。」のアナウンス。そして少し進んで「竹の箇所は通過しました。」

「次の海南駅で車両の点検をします。」「点検を終え異常が見当たらないので少し急いで

進行します。」のアナウンス。短い点検を終えて再び走り出した黒潮24号。


そして約10分後、車内のメインの照明がチカチカと寿命がきたかのように瞬いて消えたすぐ

後に大き目のブレーキ音とちょっと強引に急停車したようなGを体感した。


電車が停電で停車した。生まれて初めての経験。テレビでは雪の影響で大渋滞、

何日も動くことが出来ずに立ち往生、新幹線や空港などでも足止めを食らって車内や

空港ロビーで夜を明かす人達を何度も他人事で気の毒だなって見てきたが、今回は我が身。


たかがこの程度の雪が原因で停電したのなら、世界に名だたる技術の国家日本。

天下のJR、あっと言う間に復旧して帰れるものと師匠のN氏は ・・・


午後6時頃に待ち合わせをしている人に電話をして、「こんな状況やから、1時間ぐらい

遅れるかもしれませんわ。また大阪の近くになったら電話しますわ。」ってのんきに先方に

話してましたが、私には到底そんな程度で復旧するとは思えず、もしかするとこの車内で

泊りになるかも知れないな~と何となく腹をくくりかけていました。



横道それてまだつづく


http://bit.ly/fmnUow