歯茎からの出血がひどくなってきて初めて診察してもらったのは、その頃の勤務地の近くの
枚方市は牧野駅の近くにある歯医者さんだったように記憶しています。
歯医者の先生にリンゴをかじるどころか指で歯茎を押さえても出血するような症状を伝えて、
診断してもらったのですが「歯垢が溜まってるから掃除しとこか。まぁよく歯を磨くことやな。」
ってことで容赦なく千枚通しの先が緩やかに曲がったような道具でガリガリと歯垢歯石取りを
やってもらって、特にこれと言った注意も通院の必要性も歯周病(歯槽膿漏)の説明もなく
歯医者を後にすることになりました。
この時にもっと注意喚起してくれる先生で、『3か月に1度は必ず歯のお掃除に来なさい。
放っておくと大変なことになるぞ!!』って恐い顔で言ってくれてたら今と少しは変わって
いたかも知れませんが、人のせいにしても後の祭りです。
多少拍子抜けの感はありましたが、何せ若い頃の私ですから自分の体に自信もあり、
「大したことはないんや。」と思い込み、それ以降も食後に必ず歯磨きをするなんて習慣は
身に付くわけはありませんでした。それどころかお酒好きの私は寝る前ギリギリまでおつまみを
ポリポリ食べながら、お酒に酔ってそのまま寝てしまうパターンが定着してしまっていました。
当然歯周病は悪化してどんどん進行することによって、出血がひどくなるかと思いきや、
何故か・・・いつのまにやら出血が止まっていったのです。
つづく
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