入れ歯装着に至る現在までの経過を記憶を辿って綴ってみたくなりました。

もしも・・・こんなブログの記事を見ていただいた奇特な方が私と同じ症状で、

「今のうちに歯医者に行って処置しなきゃ!」って思ってもらえたら、私の無知と怠慢の

せいで屍になった歯達も浮かばれると言うものです。。(^-^)


「りんごリンゴをかじると血が出ませんか?」ってテレビCMは最近とんと観なくなりましたが、

数十年前は頻繁にゴールデンタイムの番組でも流れていてお馴染みの方も少なくない

と思います。

20代中ごろ(懐かし~)でしたが、歯を磨く時に冷たい水が歯に沁みるように感じ出した頃

、丁度「りんごをかじると・・・」りんごのかじり痕に上あごの歯型と一緒に血が付くように

なってきました。


最初は力を込めて大口でかじったものだから、歯茎が傷ついて血が出たのかな?なんて

それほど気に留めずにいました。

小さな頃から両親には「寝る前に必ず歯を磨きなさい。」と厳しく躾けられてはいたものの、

根っからの面倒臭がり屋(現在もですが・・・)なもので、洗面所で歯を磨いているフリをして

水だけ流して音で誤魔化すような少年でしたから、成人になって既に一人暮らしを始めて

いるわけで誰からも注意もされませんから、そりゃあいい加減なものです。


そして小さな頃からほとんど虫歯にもなったことがなく、歯医者さんに通った記憶が無い

ものですから変な自信もあったのでしょう、歯茎から血が出てても日常にそれほど変化を

与えませんでした。


それから数年を経過するうちにだんだんと出血はひどくなり、常時ダラダラ出ているわけじゃ

無いですがサンイッチを食べただけで、食パン食パンが血で赤くなるようになっていきました。

普通にティッシュで上の歯茎を抑えると血がつくような状態です。

それが27~8歳の頃だったと思います。

さすがにこれは尋常ではないなと面倒臭がり屋の私も、歯医者に行こうと思いました。


さすがの私でも何故こんな状態になるまで歯医者にいかなかったのか不思議、もしくは

格別の馬鹿野郎と思われるでしょうが、それは・・「痛みが全く無かった」からなんです。


つづく


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