10月某日、大阪で開催されている「バンクシー展 天才か反逆者か」に行ってきました。バンクシーとはイギリスを拠点に活動する匿名の芸術家。今回の展覧会はサザビーズのオークションで起こった「シュレッダー事件」で世界中を騒がせた2018年から、世界6都市を巡回して開催されています。

 

 

 

 

 大阪の会場では、そのシュレッダー事件で中途半端に裁断されてしまった版画『風船と少女』が宣伝パネルやパンフレットに使用されています。上の写真は自分が絵の中の少女になって写真を撮れるパネルです(私はちょっと恥ずかしかったので止めときました 笑)。

 展覧会の記事ではいつも気になった絵画を一枚ずつ取り上げて説明文や感想を書いているのですが、今回は存命のアーティストで著作権のことも気になるので、展覧会の様子を撮影した写真だけを載せていきます(会場内は写真撮影OKでした)。

 それでは、ここからはスクリーンプリントを含む一枚絵的な作品を除いた写真を並べていきます。会場の雰囲気を何となくでも感じてもらえらば嬉しいです。

 

 

 

 

バンクシーのスタジオを再現した展示スペース。

 

 

 

 

こちらは彼の自宅のトイレを再現したものらしいです。

 

 

 

 

 

会場を映した監視カメラの映像が流れていたり・・・

 

 

 

 

 バンクシーが手掛けたホテル「The walled off hotel(ザ・ウォールド・オフ・ホテル」の一室が再現されたスペース。ホテルはパレスチナのベツレヘムにあり、通称「世界一眺めの悪いホテル」として有名です。

 

 

 

 

 

ラット(ネズミ)はバンクシーの重要なモチーフの一つ。

 

 

 

 

『ノー・ボール・ゲームス』

 

 

 

 

『ファイア・スターター』

 

 実を言うと今まで、ストリートアートや現代アートはほとんど鑑賞したことがなく、知識もありませんでした。これは完全な偏見ですが「珍しいことをしたもの勝ち」という意識があって、アバンギャルドなものを「芸術」としてすんなり受け入れることができなかったように思います。それでも、アンディ・ウォーホルのポップアートや草間彌生さんの作品には心惹かれるものがありましたし、バンクシーも気になるアーティストの一人でした。

 私は画家の技術や描かれているものの美しさ、そこから受け取る衝撃みたいなものに重きを置いて鑑賞するタイプですが、バンクシーに関しては、個々の作品というよりも、彼のアーティスト活動そのものを知る必要があると感じました。ストリートに描かれた実際の作品を現地で一度は見てみたいなぁと思います。それと、彼の描くラットが可愛くて何か好きです。

 バンクシー展は大阪の会場で来年の1月17日(日)まで開催予定です。こういうご時世ですのでしっかりと対策をし、バンクシーの世界を楽しんでいただければと思います。